「極愛」キャンペーンで実施した恋愛エピソード募集企画で大賞(大極愛賞)を受賞したエピソードをもとにした、「極愛」替え歌ヴァージョン完成!タイトルは「大極愛~既婚者の手口ヴァージョン~」。そして本日より配信スタート!

2016.04.27 TOPICS

「極愛」キャンペーンで実施した恋愛エピソード募集企画で大賞(大極愛賞)を受賞したエピソードをもとにした、「極愛」替え歌ヴァージョン完成!
タイトルは「大極愛~既婚者の手口ヴァージョン~」。
そして本日より配信スタート!

【「極愛」キャンペーン大極愛賞 受賞エピソード】

大学1年生の時コンビニのアルバイトをしてた時、常連のお客様に恋をしました。お仕事をされてる方で、私が普段関わることがない大人な人で、かっこよくていつも何かしら優しい言葉をかけてくれて笑顔が素敵でレジをする度ドキドキで楽しみでした。仕事中に買い物にくるので、名札を見て名前も知り、心の中で名前を呼んで、コンビニでレジ打ちをするだけで幸せだったんです。この時には既に恋だったのもしれませんが、私としてはまだ憧れという感覚。
ある日、出かけた帰りに夜自宅に向かって歩いてたら、そのお客様と道でばったり会いました。
お店とは違う距離感で、レジカウンターを通さずに憧れの人が立ってるのがとにかく緊張して、いつも以上に顔が赤くなったのを覚えています。
挨拶程度の会話を交わし、その人から「最近あまりお店で会えないから寂しいよ、会えて嬉しい」と言われ、顔のにやけが止まらなかったです。わたしも嬉しいですと伝えると、連絡先を聞かれ、交換。今度お茶でもしようとなり、モスバーガーで後日待ち合わせ。
夢のようでした…私は自分がどうなってしまうのか、考えもしなかったです。付き合うこととか、そんなこと考える余裕もなくて、ただ、もっと笑顔が見たくて、私に言葉を投げかけてほしくて、コンビニの勤務中ではなく、2人で会いたい、話したいという欲が出ました。2人でお茶をした日。衝撃の事実が発覚しました。
私はその人が、28から30歳くらいだと思ってましたが、なんと38歳。もうすぐ40…混乱しました。でもそうは見えない位間違いなく若くてかっこいいんです。2人で隣に座り近い距離で見てもそれは変わらない。ただ、年齢だけならまだしも既婚者、2人の子持ち。携帯の待ち受けも子供。
あぁ、終わった。とショックを受けてる自分がいた時、あ、私この人に恋してたんだ、と気づきました。彼は奥さんと上手くいってないことを話してきました。内心どこかで喜ぶ悪い自分がいながら、これが女を騙す既婚者の手口か。。。と自分に言い聞かせ、冷静を装ったのを覚えています。
彼は楽しそうで、人の気も知らないで、これだから男は。。とか考えながら相変わらずかっこいい笑顔、声も好きだなとか考えてました。
帰り道、家の近くまで送ってくれるということで夜道を2人で並んで歩きました。ドキドキしました。今まではコンビニにくる時しか見たことがなく、爽やかな彼しか見たことがありませんでしだが、奥さんと喧嘩が絶えない事や仕事の忙しさで疲れてる表情を初めて見たので、「あまり無理しないでくださいね」と言うと「〇〇ちゃんの笑顔にお店でいつも癒されてるんだよ」と言われました。私も同じです!!と思うと同時に、嬉しくて、でも喜んじゃいけない気がして。心が通じ合ってるのに、関係を伸展させちゃいけないから、同じ思いですとは言えなかったです。じゃあここで、とお別れするとき、頭をポンポンされ、そのまま抱きしめられました。冬でコートを着てましたが、彼の肩、胸、腕の力、が私の身体全体に伝わってきて、心臓が止まるかと思いました。彼の力が少し抜け、とっさに顔を上げた瞬間、考える間もなくキスをされ、そのまま舌も入ってきて大パニックで最初は何も抵抗できませんでした。キスが思った以上に長く続いた時、やっと頭の中で状況を整理できてきた時、ようやく私は抵抗し始めました。こんな道でキスなんて。。誰かに見られたら、しかも既婚者、まずい。
でも中々彼はやめません。抱きしめる力も強くて。本気を出せば、もっと抵抗できたかなと思います。でも、本気の抵抗ができなかったのは、好きになってしまったからだと思います。こんな一生懸命わたしを求めてくる彼が、愛おしい、って思ってしまったんです。キスが終わり、ごめんねと言う彼。「また会おう」と言われ、「それは駄目です。結婚してるじゃないですか」というと、〇〇ちゃんの事が好き、と告白されました。わたしも好き、と言えず、とにかくもう会うのは無理です、と言い曖昧な感じで別れ帰ってきました。
メールで改めて好き、奥さんと離婚も考えてると言われ、あぁこうやって人はいけない道に進むんだと思いました。私も、今日キスされた時正直本気で抵抗できなかったこと、だからこそもう会ってはいけないと思うことを打ち明けました。その直後のアルバイト、彼はいつも通りお店にきました。私はこないだのことが頭でいっぱいになり、あんなに緊張して恥ずかしかったレジ打ちは他にはありません。手が震えそうでした。彼はいつも通りでなんだか余裕に見え、少し腹が立ちました。
その後一回だけ夜食事に行きました。誘われて、何でOKしてしまったのかよく分かりません。好きだったからでしょうか。普通に居酒屋でお酒を飲みながら話、帰り道また抱きしめられそうになりましたが、今回は警戒心があったのか逃れられ、それでも肩を抱き寄せながら「ホテル行く?」と言われた時に、そういった経験もありましたが、まだ学生だった私はその言葉を直で投げられた瞬間、一気に冷めてしまったのです。だって、まだ私は告白に対する返事も何もしてないし、付き合うことにもなってない。私が彼に抱いてる「好き、でも迷惑かけたくない、好きだから」という感情よりも、彼が私に抱く感情は、汚らわしいものなんだって。急に冷静になって、きっぱり断って帰ってきました。その帰り道はなんだか虚しかったです。でも、少し吹っ切れてすっきりしました。その後何度かメールがきたりもしましたが、あまり返さないようにし、私もアルバイトを掛け持ちするようになったので会う頻度も減り、彼も転勤になり会うこともなくなりました。もう5年も前になりますが、今でもたまに思い出します。あまり人に話せないし、不倫のニュースなんかを見ると、心がちくっとします。
ニックネーム:からあげ(女性)

iTunes、レコチョク、ほか配信サイトにて本日より配信スタート!
はたしてどんな歌詞に仕上がったのか?オリジナルの「極愛」と聴き比べてみてはいかがでしょうか?
iTunes http://po.st/hydaigokuaiitms
レコチョク http://po.st/daigokuaireco


●「極愛キャンペーン」特設サイトはコチラ:https://hy-road.net/pages/gokuai ※エピソードの募集は終了しています。