BIOGRAPHY
久石 譲 (Hisaishi Joe)
国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。
1981年「MKWAJU」を発表、翌年に1stアルバム「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。
84年の映画『風の谷のナウシカ』以降、宮崎駿監督作品の音楽を担当するほか、『HANA-BI』『おくりびと』『悪人』『かぐや姫の物語』『家族はつらいよ』など、話題作の映画音楽を多数手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞、2009年紫綬褒章受章など数々の賞に輝く。
演奏活動においては、04年7月、「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」の音楽監督に就任。
また2017年から「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」の世界ツアーをスタートし、パリ、メルボルン、ロサンゼルス、ニューヨーク、プラハ等で開催し、大成功を収める。
近年は「交響曲第2番」や「Metaphysica(交響曲第3番)」などの作品発表にも意欲的。
海外ではウイーン響、ヘルシンキフィル、ロンドン響、メルボルン響、アメリカ響、バンクーバー響、シンガポール響、香港フィルなどの指揮を執る。
14年より、世界の最先端の“現代の音楽”を紹介するコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。
19年7月、「フューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)」をスタートさせ、同年「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」をリリースし、第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。
国立音楽大学招聘教授。
20年9月から新日本フィルハーモニー交響楽団Music Partnerに就任。
21年4月から日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者に就任。
23/24シーズンからシアトル交響楽団コンポーザー・イン・レジデンス。