平原綾香 CONCERT TOUR 2014「What I am -未来の私へ-」 27ヶ所30公演の全国ツアーが6/7(土)立川・たましんRISURUホールからスタート!!
6月27日(土)、平原綾香のコンサートツアー『CONCERT TOUR 2014「What I am -未来の私へ-」』が、東京立川にある、たましんRISURUホールからスタートした。
今年は平原綾香にとって初出演作となるミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」のクリスティーヌ・ダーエ役にも挑戦。3月から約2ヶ月に渡っておこなわれた本番と、年明けからの稽古に時間を費やしてきたため、今回のコンサートツアーが“歌手・平原綾香”として2014年の本格的な活動のスタートとあって、会場は満員のファンで埋めつくされていた。
オープニングSEが流れステージの紗幕が開くと、白のロングドレスをまとった平原綾香がステージに登場。会場からは一斉に大きな拍手でつつまれ、その拍手にとけ込むように平原綾香の歌声でコンサートが幕をあける。
「今日は雨の中、お越し下さってありがとうございます!」「今日は初日ですー。何がおこるかわからないよ(笑)」という言葉に、ファンから送られる拍手を全身で受け取ると、魂を込めた歌を次々と披露していく。
5月9日に誕生日を迎えたばかり。30代になって初のコンサートということで、インタビューを受けた新聞などに自分の年齢が掲載されることに触れて笑いをさそうと、「40歳、50歳になっても、素敵な女性になれるように顔晴り(がんばり)ます!」「いつも歌に支えられて、みんなに支えられて、ここまでこれました」とファンに感謝の言葉を述べるなど、会場はつねに暖かい雰囲気に包まれた。
その後も、これまでのヒット曲はもちろん、R&Bスタイルの曲や、ソウルフルなアンサンブルでお客さんも立ち上がって踊る「JOYFUL,JOYFUL」などを披露。
そして、数々のハイライトが用意された今回のツアーの中でも、「ラブ・ネバー・ダイ」の劇中でも歌った「Love Never Dies」を披露したシーンは今回の見所とも言えるだろう。胸元にスパンコールをあしらった深い青のロングドレスの衣装と、どこまで高い声がでるのかと思わせるほどの歌声で、ミュージカルのシーンを連想させるような演出の中で歌う姿に、客席からは割れんばかりの拍手と、“ブラボー!!”の掛け声などの大歓声でスタンディングオベーションがわき起こり、会場の熱は一気にあがる。
その後も、会場のお客さんが一緒に歌うファンにはおなじみとなった曲を披露するなど、ツアータイトルにもなっているアルバム「What I am」に収録された曲を中心に、デビュー曲の「jupiter」などこれまでの代表曲、全20曲を披露。
9月27日にBunkamuraオーチャードホールでおこなわれる“プレミアム アンコール公演”まで、平原綾香が常々“ライフワーク”と語るコンサートツアーは続く。