BIOGRAPHY

HIMARI


2011年、⽇本⽣まれ13歳。
「⼀世代に⼀⼈の才能」と称され、その傑出した技巧、想像⼒豊かな解釈から⽣まれる深い表現⼒で、世界のクラシック⾳楽界にセンセーショナル・ティーンと紹介されてきたHIMARI。

2025年3⽉、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演にアジア⼈最年少ソリストとしてデビュー。
3歳よりヴァイオリンを始め、原⽥幸⼀郎、⼩栗まち絵に師事。6歳でプロオーケストラと共演し、2022年には最年少でフィラデルフィアの名⾨カーティス⾳楽院に⼊学。
現在、世界的なソリストを育成してきた名教師アイダ・カヴァフィアンのもとで研鑽を積み、⾳楽的表現をさらに深めている。

過去にはリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール(特賞グランプリ)、アルトゥール・グリュミオー国際コンクール、ポスタッキーニ国際コンクール、シェルクンチク国際コンクールなど数々のコンクールで最⾼位を獲得。
2019年にはザルツブルク⾳楽祭に最年少で出演し、2023年にはモントリオール「ミニ・ヴィオリーニ2023」で「Public Award」を受賞。若くして国内外の主要舞台で演奏を重ね、各地で⾼い評価を受けている。

これまでにフィラデルフィア管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、キエフ国⽴フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売⽇本交響楽団、新⽇本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、⽇本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、⽇本センチュリー交響楽団、神奈川フィルハーモニーオーケストラ、群⾺交響楽団などと共演。
指揮者にはマリン・アルソップ、ケリー=リン・ウィルソン、ウラディーミル・スピヴァコフ、ニコライ・ジャジューラ、ジャン=クリストフ・スピノジ、秋⼭和慶、広上淳⼀、下野⻯也、原⽥慶太楼、梅⽥俊明、⼩林研⼀郎、⼤友直⼈、⾓⽥鋼亮、横⼭奏、⼩林資典らと共演している。

2024年より、ドイツの⾳楽事務所「KD SCHMID」に所属し、国際的な活動を本格化。12⽉には13歳にして全国リサイタルツアー「HIMARI Violin Recital Tour 2024」を開催(東京・⼤阪・名古屋・福岡)。
また、国内の主要オーケストラとも共演を重ねながら、2025年にはラヴィニア⾳楽祭、ロンドン・フィル、ピッツバーグ交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれ、2026年2⽉にはシカゴ交響楽団の定期公演に出演予定。

2025年3⽉、名⾨Decca Classicsと契約し、同⽇、初の楽曲リリースを発表。これにより、演奏活動の幅をさらに広げ、新たな表現の可能性に挑む。

江副記念リクルート財団第52回奨学⽣。使⽤楽器は1717年製ストラディヴァリウス「Hamma」(前澤友作⽒より貸与)、⼸は宗次コレクションより貸与。