商品紹介
しなやかに躍動する「歌」、華麗に駆け巡る「技」。 今、最も躍進めざましいヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンによるヴァイオリンの技巧を満喫できるアルバム!
同時代に活躍した2人のヴァイオリンの巨匠、パガニーニとシュポアの協奏曲。華麗な技巧に注目しがちな作品ですが、これらは当時流行っていた声楽曲のスタイルによって書かれました。ハーンの演奏は、技術的な難しさを感じさせないほどの完成度を示すのみならず、メロディの視点からのアプローチによって音楽の核心にある叙情性とオペラ的性質を豊かに表現し、作品本来の価値をあきらかにしています。バックを務めるのはハーンとの相性も良好な大植英次(ハノーファー北ドイツ放送PO首席指揮者、大阪フィル音楽監督)。