東儀秀樹がイタリアを旅する語学番組「旅するイタリア語」が10月4日からスタート。NHK新シリーズ「旅するユーロ」記者会見が開催!

2016.08.19 TOPICS

NHKのEテレでこの10月からヨーロッパ言語講座の新シリーズ「旅するユーロ」がスタートし、その中の1つ「旅するイタリア語」にメイン出演者として雅楽師・東儀秀樹が登場する。「旅するユーロ」はEテレのドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語の4つのテレビ語学講座がリニューアルしたもので、それぞれのメイン登場人物がその語学を現地を旅しながら学び、彼らの姿を通じて視聴者も会話と現地での楽しみ方を学べる、というもの。東儀秀樹は「旅するイタリア語」の出演のため、今年6月に約3週間イタリアに滞在。各地を回りながら、大好きなイタリア料理やクラシック・カー、美しいアーとなどを楽しみながらイタリア語を学び、更には現地でのコンサートも開催するなど充実した時を過ごしたという。

「旅するユーロ」シリーズの記者会見が8月18日(金)に渋谷のNHKで行われ、 東儀秀樹の他、「旅するドイツ語」の別所哲也、「旅するフランス語」の常盤貴子、「旅するスペイン語」の平岳大の4名が集まり、それぞれの国での撮影エピソードや言葉、現地の人たちとの触れ合いなどを語った。

会見の中で、東儀秀樹はイタリアでの収録について『昔からイタリアはファッションやクラシック・カー、アート、歴史、食べ物など本当に素敵だと思っていて。でもイタリア語を習おうとは思っていなかったんです。でも今回の旅は観光とかではなく、イタリア人の生活の中に溶け込みながら言葉を覚えていくというう、これこそ僕が求めているものでした。普通の生活の中で見えてくるものこそが、本当のその国の個性ですし。イタリアでコンサートもやってきたのですが、日本人にも珍しい雅楽の楽器を、イタリア人にイタリア語で説明するという願望が今回が叶う事が出来たので、とても意義が大きかったと思っています』と話した。

また、歴史あるイタリアの文化や街並みに付いては『建物が古代の建築のものがそのまま現代にも生かされていて、これは羨ましいなぁと。日本は新しいものをどんどん作って、しかも統一感があまりなくて、機能優先でバラバラなものが立ち並んでいる。イタリアには昔の人が考え抜いた生き方のバランス、古いものを大事にしながら機能をよくしていくというバランスがあって見習うべきものだと思います』と話した。イタリアでの収録は本当に楽しかったようで、『大好きなイタリアだから知りたいことだらけ、喋りたいことだらけでして、今回(の番組)はまだ「初級」の段階だけど、来年また「中級」とか「上級」の番組が出来る時にはもう、(出演者は)僕しかいないでしょう!と思うくらい気持ちが入りました』と笑顔で話した。

「旅するユーロ」シリーズは、NHKのEテレで10月3日(月)から順次放送が開始。東儀秀樹の出演する「旅するイタリア語」は10月4日(火)からスタートする。またシリーズの開始に先駆けて、特番「旅するユーロ 見たい!食べたい!話したい!」が9月14日(水)に放送、出演者4人が登場して撮影時のエピソードを交えながら「旅のコトバ」をテーマにトークを繰り広げるので、こちらも是非チェックを。

東儀秀樹は8月30日(水)に「世界の不朽の名曲」を雅楽器で演奏する最新アルバム『世界の歌』をリリース。今回のイタリアの旅で雅楽の演奏で現地の人々と心を通わせたように、日本の伝統文化と日本人の心を世界の音楽を通じて表現した作品であり、日本人はもちろん世界中で聴いてほしい作品となっている。

■番組情報
『旅するイタリア語』
10月4日(火)前0:00 - 0:25 ※月曜深夜 放送開始

『旅するユーロ 見たい!食べたい!話したい!』
9月14日(水)夜11:00 - 11:25

「旅するユーロ」公式ホームページ
http://www2.nhk.or.jp/gogaku/sp/euro2016/

20160818Eテレ 旅するユーロ 記者会見

左から別所哲也、東儀秀樹、常盤貴子、平岳大

20160818Eテレ 旅するユーロ 記者会見 東儀秀樹