商品紹介
モーツァルトとシルヴェストロフ、過去と現代を“使者”がつなぐ魅力的なアルバム
このアルバムの選曲に際して、グリモーは全体の演出に合うモーツァルトの音楽を慎重に選びました。モーツァルトの有名な未完のニ短調幻想曲から、27曲あるピアノ協奏曲の中で最もよく知られた1曲(そして2曲のみの短調のうちの1曲)に切れ目なく入ります。ハ短調幻想曲はここでは「モーツァルトの終わり」であり、新しい始まりでもあります。シルヴェストロフの《使者》はモーツァルトを思わせるテーマで始まり、使者のように、現在とかつてあった世界とをつなぎます。憂鬱と希望、悲しみと豊かさがモーツァルトとシルヴェストロフ双方の作品から感じられます。《使者》はシルヴェストロフの最もよく演奏される作品の一つであり、亡くなった妻のラリッサ・ボンダレンコに捧げられています。ここではエピローグとしての役を果たしている《2つのディアローグとあとがき》は、シューベルトやワーグナーへの道を示しています。
曲目
[LP 1]
● Side-A
モーツァルト:
1
幻想曲 ニ短調 K.397
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
2
第1楽章: Allegro (Cadenza Beethoven)
● Side-B
1
第2楽章: Romance
2
第3楽章: Rondo Allegro assai (Cadenza Beethoven)
[LP 2]
● Side-A
モーツァルト:
1
幻想曲 ハ短調 K.475
シルヴェストロフ:
2
使者(ピアノと弦楽のための)
● Side-B
シルヴェストロフ:2つのディアローグとあとがき
1
I. Wedding Waltz
2
II. Postlude
3
III. Morning Serenade
シルヴェストロフ:
4
使者(ピアノ・ソロのための)
別バージョン
発売日
2020.10.02
-
品 番
483-7853
発売日
2022.04.08
-
品 番
483-9052