はやぶさ２

小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) で開発された小惑星探査機。2014年12月3日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機で打ち上げられた。2018年6月27日に地球近傍小惑星 の一つである「リュウグウ」に到着。

その後、約1年半にわたるリュウグウ近傍運用では、複数台の小型探査機をリュウグウ表面に降ろし、探査機本体もリュウグウへのタッチダウンとサンプル採取、人工クレーターの生成運用などを行った。2020年12月6日に地球に帰還し、リュウグウの試料を届ける予定。

前回打ち上げられた「はやぶさ」は幾多の困難、故障に遭いながらも2010年に奇跡の帰還を果たし、多くの感動を私たちに与えてくれた。そしてその感動はTVの特番、書籍、DVD、映画、プラネタリウム上映といった形で多くの人々に今も愛されている。