デビュー35周年を迎えた原田知世。名曲「ロマンス」のセルフ・リメイク・ヴァージョンのMVが公開。本人コメントも到着。
1982年のデビュー以来、女優と歌手の両方で活躍を続けている原田知世。デビュー35周年目を迎えた今年、90年代の歌手・原田知世を代表するナンバー「ロマンス」を20年ぶりにセルフ・リメイクし、5月10日にCDシングルとして、そして6月14日には7インチ・アナログでもリリースする。
その「ロマンス」のミュージック・ビデオが公開された。3月某日に鎌倉で撮影されたカットを中心に構成されたもので、髪をなびかせ海岸沿いを自転車で走る姿や、江ノ電の車内で歌う姿は、スウェーデンで撮影された1997年発表のオリジナル・ヴァージョンのミュージック・ビデオを想起させる。
ミュージック・ビデオに関して原田知世は、「心地よい自然の風や光を感じる楽曲の世界観を、映像で表現することができました。また、鎌倉は10代のころ映画の撮影でよく訪れていたので、今回のビデオの撮影中いろいろな思い出がよみがえってきて嬉しかったです」とコメントしている。実際、ミュージック・ビデオ内で原田知世が自転車で駆け降りる坂道は、1985年公開の主演映画『早春物語』の1シーンで登場している。
デビュー35周年の今年はファンへの感謝を示す年にしたいと語る原田知世。5月10日のシングル・リリースを皮切りに、いろいろなプロジェクトが展開される予定とのことなので期待したい。
