原田知世へのメッセージ
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『原田知世のうたと音楽』お気に入り曲
鈴木慶一さん (moonriders)
40周年とは、本当におめでとうございます。
初めて知世さんに会ったのは1983年かなあ。某音楽番組収録の廊下、ずっとにこにこして通り過ぎて行きました。それから10年ほどしてアルバムをプロデュースすることになり、今度は音の前でこにこしてて。我々は一生懸命に、そして微笑みながら音楽を作った。ザ・ビートルズの新曲もスタジオで一緒に観たなあ。
最後に、スウェーデン行きの飛行機に乗り遅れてほんとにごめん。
♪ くちなしの丘
曲も歌詞もサウンドも歌も、初めて聴いたときから何度聴いても、毎回びっくりしっぱなし。嫉妬するくらいに素晴らしい。
♪ Anywhere / pupa
エレクトロニカ＆オーガニックと知世さんの歌の融合の完成形だと思います。切なさも際立って。
♪ 彼と彼女のソネット
知世さんのプロデュースをしたり、作曲をしたり、作詞をしたりする時に、この曲を総合的に越えなければと、常に思っていました。音の間(ま)の凄さがあります。知世さんの作品に関わるときは意識しなければならぬ作品です。
おまけ、いいかなあ。
いろいろ聞き直してて「GARDEN」の1曲目。
「都会の行き先」に驚愕。歌詞も曲も。
高橋久美子さん
原田さん、ベスト・アルバムの発表そしてデビュー40周年おめでとうございます！
その瞬間瞬間の原田さんが連なり、聴く度に新しい発見と驚きをくれます。
この歴史の中に私の作詞曲も入れてもらえたことを光栄に思います。
♪ くちなしの丘
大切だからこそ触れられない人と人の関係を描いた切ない歌詞と美しいメロディーと声。タイトルに込められた思いにも、歌詞を聴いていくとハッと気づきます。
♪ A面で恋をして
サビを聴いて、なんという素敵な歌詞！と胸が高鳴り、物語に引き込まれました。恋をして街をドライブしたくなります。
♪ ヴァイオレット
紫という色の深みやミステリアスさを歌詞と曲に昇華していて、一聴して好きになりました。いつもドキドキします。
高野 寛さん
アルバムを順に聴いて、一緒に時間旅行をしている気持ちになりました。知世さんが駆けてきた時が鮮やかに残されているベストアルバム、貴重な記録です。あらためて40周年おめでとうございます！
♪ ロマンス
名曲。映画『サヨナラCOLOR』のサウンドトラック・コンサートで一緒に演奏した時のことを鮮明に思い出します。
♪ September
ストイックできらびやかなサウンドと歌声に、タイムレスな魅力を感じました。
♪ ヴァイオレット
こんなトリッキーな曲を、こんなにポップに聴かせられるのが、知世さんの真骨頂かも。
土岐麻子さん
「無色という確かな色彩」「透明な唯一無二の存在感」 知世さんからは、いつもそんなイメージを思い浮かべます。表現者として、女性として、憧れ続けています。40周年、本当におめでとうございます！ そして、ずっとフレッシュな姿を見せてくださって、ありがとうございます。
♪ くちなしの丘
スタンダードの香りがする大名曲。聴くたびにせつなく、なにかなつかしくなるような歌です。
♪ 地下鉄のザジ
物語性に溢れていて大好きな曲。語り手のような知世さんの歌が、優しくて凛としていて最高に素敵。
♪ 時をかける少女 (2017 version)
よりいっそうミステリーな雰囲気が増しているこのバージョン。とても好きです。知世さんの透明感とミステリーの相性って、やはり抜群です。
伊藤ゴローさん
「自分の曲を歌ってもらうなら原田知世さんがいい」と以前から言っていた。なぜなら鈴木慶一さんの「空と糸」を聴いてその楽曲と歌に魅了されたから。歌声は軽やかで優しい、でも強い意志を持つ人の歌だ。ふとした縁でアルバムをプロデュースすることになり沢山の作品を一緒に作らせてもらっている。あなたに出会えた奇跡・幸運に感謝もこめて！ 40周年おめでとう！
♪ ロマンス
楽曲の良さはもちろん、ロマンスという言葉がこんなにも軽やかに響くなんて！
♪ 空と糸 -talking on air-
どこをどう聴いてもツボすぎる名曲。どうしてこんな曲か作れるの、慶一さん。
♪ 銀河絵日記
「銀河みたいだよ 都会のネオンだってさ 一つ一つが奇跡の灯火」
高橋久美子さん、あなたの詩こそ奇跡☆
辻村豪文さん (キセル)
収録された楽曲群と作家陣に恐縮しつつ、とても光栄です。
「くちなしの丘」は知世さんとのタイミングがなければ生まれなかった曲で、当時を思い返しつつ感謝している次第です。
デビュー40周年、記念ベスト・アルバム発売おめでとうございます！
♪ 時をかける少女
知世さんにしか出せない歌の説得力があるのがすごいと思います。
♪ さよならを言いに
今回の選曲で初めて知ったんですが、好きです。アレンジと音も斬新でかっこいいと思いました。
♪ 冬のこもりうた
すみっコぐらしの映画1作目を娘達と観に行ったところ、自分も思いがけず一緒に泣いてました。余韻を包み込むメロディーが素敵です。
とり・みきさん (マンガ家)
世の中が大きく変わっていく中で、あなたと、私を含むあなたを想うファンが、40年間変わらぬ素敵な関係性を続けていることに奇跡を感じます。原田知世に音楽があったことを祝福しつつ。
♪ 時をかける少女
20世紀の曲から。外せるわけがありません。ボサ・バージョンや新アレンジも好きですが、歌詞も曲もアレンジも歌唱も完璧なエバーグリーン。
♪ FINE
21世紀の曲から。数々の名曲を押しのけ、私の拙いギターで知世ちゃんが語るように歌うあり得ないシーンを妄想して選びました。
♪ September
最後はカバー曲から。静かな歌唱による新解釈とともに編曲はシカゴソウル的なリズムやシャッフルに達郎さんオマージュも感じられる名カバー。
谷原章介さん
10歳のころ目の前に現れた少女は、僕の心を一瞬で虜にしました。その透明感は今も変わらず、時をかけ続けています。40年も夢を見せてくださりありがとうございます。
♪ 時をかける少女
僕の旅はこの曲で始まりました。2018年に武蔵の森総合プラザで行われた荒井由実(松任谷由実)さんの「ひこうき雲」再現ライブを観賞しました。原田さんが登場された瞬間、雰囲気が一変して、場が清浄に。まるで深い森に入ったように空間が澄みました。
♪ さよならを言いに
一緒に組むクリエイターによって様々な表情を見せてくれる原田さん。鈴木慶一さんとの作品は世界中の音が響く万華鏡のようです。中でもこの曲で感動したのは英語の発音の良さ。耳が素晴らしいんです。
♪ くちなしの丘
僕も大好きなキセルとコラボした時は本当に嬉しかったです。伊藤ゴローさんと作り上げる世界は静謐でとても柔らか。音や歌詞、アートワークにも原田さんの色がどんどん感じられるようになりました。