ハイム、最新アルバムより「マン・フロム・ザ・マガジン」のミュージック・ビデオを公開!
最新アルバム『ウーマン・イン・ミュージック パートⅢ』が全英アルバム・チャートにて初登場1位を獲得した、カリフォルニアの3姉妹グループ、ハイムが同作品より「マン・フロム・ザ・マガジン」のミュージック・ビデオを公開しましたた。
Haim - Man From The Magazine (Official Video):
「マン・フロム・ザ・マガジン」のミュージック・ビデオは、『ブギーナイツ』、『マグノリア』などの人気映画を手掛けてきた世界的映画監督であるポール・トーマス・アンダーソンが監督を務めています。ハイム3姉妹の次女ダニエルが男性客のオーダーを取りながら、女性が男性に見下される胸中の思いを赤裸々に綴る「マン・フロム・ザ・マガジン」の歌詞を口ずさむ内容となっています。
ミュージック・ビデオの公開に際し、バンドは次のように語っています。
“このビデオは『ウーマン・イン・ミュージック パートⅢ』のジャケット写真を撮影した日にそのまま撮影したの。アルバムを通しで聴いた後にポールが思いついたアイディアでみんなこの曲はビジュアルを伴う何かが必要だと強く感じた、だからダニエルがマイクを付けながらデリの中で、生で歌唱をしたの。”
「マン・フロム・ザ・マガジン」は女性バンドとして活動するハイムに対し、男性優位的な考えを持つ音楽業界の一部の男性に当てて書かれたもの。以前に長女エスティはライブ中に気分良く演奏し、他の男性バンドらと同じように“イカした”表情をステージで見せた際に、後日行った男性インタビュアーからのインタビューの質問で“ベッドの中でも普段からそういった表情を見せるのか?”と聞かれたそう。当時はジョークにして誤魔化していたそうだが、今同じことを訊かれたらきっと“顔にパンチする”とコメントしています。こうした男性ならやって当然のことを女性である自分がやると、好奇の目に晒されてしまう風潮を馬鹿馬鹿しいと表現し、多くの女性に共感心をもたらす1曲となっています。