BIOGRAPHY
グレイス・カーターは、英ロンドン出身、1997年5月26日生まれのシンガー・ソングライター。2017年5月にリリースしたシングル「Silence」でメジャー・デビュー。その後、幼い頃に見捨てられてしまった父親への隠せない悲しみを込めたシングル「Why Her Not Me」やラナ・デル・レイの多くの楽曲を共作してきたジャスティ・パーカーが参加したバラード曲「Silhouette」を収録したEP『Why Her Not Me』が大ブレイクし、その力強いアンセム感のある歌声が新人ながらも音楽界ではいち早く注目を浴びた。この他にも、ハイムやデュア・リパ、メイベルらのツアーのサポーティング・アクトに大抜擢され、その新人としての素質の高さが見込まれる。また、過去にアデルやサム・スミスなども選出されたUK新人アーティストの登竜門とも称される英BBCによる「Sound of 2019」にて、ラッパーのオクタヴィアン、新世代のクィア・アイコン=キング・プリンセスに次ぐ3位に選出され、その目覚ましい活躍は止まる所を知らないR&B界の期待の星だ。
母親の運転する車の中でよく一緒に歌を歌っていたというグレイスは、週に2回通っていた地元のゴスペル系教会で音楽に深く関わりを持つ幼少期を過ごす。そんな彼女が本格的にアーティストを目指すきっかけになったのは、グレイスに初めてのギターを買った母親の再婚相手の義理の父親だった。彼はグレイスに「口に出したことがない行き場のない感情や怒りの感情をたくさん抱えているから、このギターを使って1週間でその想いを綴った1曲を僕のために作り上げてくれ」と課題を言い渡したそう。その当時は、3つのコードしか知らなかったそうだが、それ以降曲を書くのが楽しく、止められなかったそう。周りの友人が煙草を吸ったりしている間も、グレイスはロジックなどのソフトウェアを使い、ウェブカメラを使い、独自で音楽制作を進め、音楽的探究をやめることはなかった。また、本人はニーナ・シモン、アリシア・キーズやアデルなどのソウルフルなシンガーからも大きな影響を受けていると語っている。
【各メディアが大絶賛!グレイス・カーターを賛辞する大御所メディアによるコメント】
「彼女の成熟したソングライティングは、なかなか他のアーティストには見受けられない方向性だ。彼女は自分に正直で、賢く、自分のためでなく、他の人たちのために曲を書いているんだ」-NME
「アデルのようにソウルフルで、デュア・リパのようにやばい存在」- Fabulous Magazine
「他の歌手の先輩らが羨むほどに、既に自分の音楽的アプローチをはっきり見出している」- THE FADER
「ジャズ・シンガーと90年代のカリスマ的R&Bアイコンらの声の持ち主だ」 - Notion Magazine