アリソン・ゴールドフラップとウィル・グレゴリーからなるイギリス出身の2人組。 2002年にアルバム『フェルト・マウンテン』でデビュー。2003年にはセカンド・アルバム『ブラック・チェリー』をリリース。2005年の『スーパーネイチャー』は100万枚というセールスを記録した。あのマドンナが「今、一番注目しているアーティスト」としてゴールドフラップの名をあげるなど、アリソンのカリスマ的音楽&ファッション・センスは注目の的となり、エレクトロニック・ダンス・ミュージック・シーンに金字塔を立てた。だが、最新作『セヴンス・ツリー』で彼らはオーガニック・サウンド180度潔い方向転換。アコースティック系楽器を多用したソフトでオーガニックなサウンドに、アリソンの蝶の羽のようなヴォーカルが揺れる・・・前作からは想像もつかないニュー・サウンドを開拓した彼らのパイオニア精神には脱帽だ。「私たちはいつでも違う自己表現の方法を探しているの。自分がつねに前進していて新しいことをやっているんだと感じたいのよ。ひとつの型にはまったまんまでいたら人生があっと言う間に悲惨になっちゃう」