グレン・フライのソロ・キャリアを網羅する4枚組ボックス・セット発売決定!

2018.03.16 TOPICS

グレン・フライのソロ・キャリアを網羅する4枚組
ボックス・セット『アバーヴ・ザ・クラウズ』が発売

5月11日発売『アバーヴ・ザ・クラウズ:ザ・コレクション』は、イーグルスの創設者の一人である故グレン・フライの偉業を称えて発売されるCD3枚組+DVDのコレクションである

発売日:2018年5月11日
1CD: UICY-15716 2,500円+税
3CD+1DVD: UICY-78684 5,400円+税

2016年惜しくもこの世を去ったグレン・フライがイーグルス解散後、ソロとして発表したアルバムからの曲を中心に、ライヴ音源等を収録したベスト・アルバム。1CDと3CD+1DVDの2フォーマットで発売。大ヒット曲「ヒート・イズ・オン」ほか収録。

コレクションには、グレン・フライとJ.D.サウザーが組んだロングブランチ/ペニーホイッスルの、唯一のアルバム(1969年発表)もボーナス収録。DVDには1992年に行われた『ライヴ・イン・ダブリン』を収録。

<商品形態>
1CD 『アバーヴ・ザ・クラウズ: ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・グレン・フライ』*太字
12ページ・ブックレット
日本盤特典:SHM-CD仕様/英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

3CD+1DVD 『アバーヴ・ザ・クラウズ: ザ・コレクション』*太字
20ページ・ブックレット
日本盤特典:SHM-CD仕様/英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

<プレス・リリース>

2018年5月11日、ユニバーサル ミュージックは、グレン・フライのソロ・キャリアの集大成と言える豪華な4枚組ボックス・セット『アバーヴ・ザ・クラウズ:ザ・コレクション』を発売する。フライは、世界中で愛された大人気バンドのイーグルスの創設メンバーの一人であり、イーグルスの活動休止中の80年代以降はソロとして、2016年1月にその早すぎる死を迎えるまで目覚ましい功績を残したアーティストである。

『アバーヴ・ザ・クラウズ』は、イーグルスが国際的なスーパースターになる前後のグレンの音楽の鍵となる要素を集約したもので、このデトロイト出身のシンガー・ソングライターが実に幅広い分野の音楽に影響を受けてきたことを示す作品群となっている。まさに、この果てしない想像力を持ったシンガー・ソングライターを讃えるにふさわしいコレクションと言える。

『アバーヴ・ザ・クラウズ:ザ・コレクション』もしくは『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・グレン・フライ』をデジタルで予約したファンは「いつわりの瞳/テイク・イット・イージー」と「ヒート・イズ・オン」の2曲のダウンロード音源を手に入れられる。また『アバーヴ・ザ・クラウド:ザ・コレクション』を予約したファンは、4月13日に「ラン・ボーイ、ラン」、5月4日には「アイ・ガット・ラヴ」もダウンロードで入手できる。

1枚目のディスクは、まさに“ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・グレン・フライ”というタイトルにふさわしく、チャートにランクインしたヒット曲の集大成となっている。映画『ビバリーヒルズ・コップ』からのスマッシュ・ヒット「ヒート・イズ・オン」、気骨あるスライド・ギター主導のガットバケット・グルーヴの聴ける「スマグラーズ・ブルース」、『特捜刑事マイアミ・バイス』からの素晴らしいバラード「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」、内面を見つめた痛切な「ソウル・サーチン」など、他にも数多くの曲が収録されている。このディスクは、ボックス・セットの一部としてだけでなく、単体としても発売される。グレンは、映画さながらに作られた「スマグラーズ・ブルース」のドラマチックなビデオ・クリップで1985年のMTVミュージック・ビデオ・アワードに選出されるなど、当時急成長していたビデオ時代に十分に対応していたが、ここで聴くことができる、時代を超越したソングライティング技術こそが、彼をソロ・アーティストとして伝説の域まで押し上げたのだと言える。

ディスク2には、チャート・ヒット以外でもフライの腕前を感じることのできる優れた曲や、名曲が集まっている。壮大な「アフター・アワーズ」、堂々とした彼なりの「センチメンタル・リーズンズ」、ビーチ・ボーイズに敬意を表した、まさに的を得た「キャロライン・ノー」のカヴァー、そして鬨の声をあげたような「ルート66」などである。

3枚目のディスクは、長年の友人同士だったフライとJ.D.サウザーがロングブランチ/ペニーウィッスルというデュオを組んでいた時のハイライトである。元々は1969年にセルフ・タイトル・アルバム『ロングブランチ/ペニーウィッスル』として発売されたもので、結局はアシッド・ロック時代のゴミ箱に投げ入れられてしまったものだが、「カイト・ウーマン」や、「ラン・ボーイ・ラン」などの曲は、のちにフライとイーグルスがそのど真ん中に入って成功を収めるカントリー・ロック・ムーヴメントの文字通り種子となるような作品だ。のちに自身もソロとして成功した(代表アルバムは『ユア・オンリー・ロンリー』)サウザーは、その後も「至上の愛」、「ニュー・キッド・イン・タウン」、そして「ハートエイク・トゥナイト」などイーグルスの代表曲をフレイと共作した。

最後のライヴDVDは、1992年9月15日にダブリンのナショナル・スタジアムで収録された〈ストレンジ・ウェザー・ツアー〉からで、「ロング・ホット・サマー」と、「ピースフル・イージー・フィーリング」で涼しげな風を吹かせ、その後「ストレンジ・ウェザー」へと元気に舵を切って、最後には全員参加で「パーティ・タウン」を演奏するフレイと彼の最上級のバンドの最もパワフルな演奏を堪能することができる。

グレン・フライは、ソロ・アーティストとしても、またイーグルスのメンバーとしても数多くの賞を受賞してきた。彼はグラミー賞を6回受賞し、数えきれないほどのゴールド、そしてプラチナ・アルバムを獲得し、ツアーでは世界中のコンサート会場を満員にしてきた。フレイはアメリカでもっとも影響力のあるバンド、イーグルスの創設メンバーで、ヴォーカリストで、ソングライターだった。彼のソロでのキャリアは「ヒート・イズ・オン」、「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」、「恋人」、「スマグラーズ・ブルース」、そして「サムバディ」などのヒット曲に彩られている。彼はイーグルスのメンバーとして、1998年にロックの殿堂入りし、死後2016年にケネディ・センター・オナーを授与された。