エルザ・ソアレス/ Elza Soares
ブラジルのサンバ・シンガー。現在70代後半。1950年代にタレント・コンテストで優勝し後、ファヴェーラ（ブラジルのスラム街）からブラジリアン・ミュージック・シーンに飛び出した。ブラジルで最も影響があるシンガーであり、ジャイルスがこのプロジェクトに彼女を収録することは重要なことであった。ブラジルでは大変知られた存在でありながらもその価値が世界的にはしられていない。今作で彼女が歌っている「ブラジルの水彩画」の作曲者であるアリ・バホーゾに発掘された。

エマニュエル・アラウージョ/ Emanuelle Araujo
シンガー/女優　ジャイルスは以前リオを訪れた時にオルケストラ・インペリアルのリハーサルで彼女のシンガーとしての才能を知る。「サザン・フリーズ」「サイババ」「ブラジル・パンデイロ」に参加。

ルーカス・サンタナ/Lucas Santtana
シンガー/コンポーザー/プロデューサー/コンテンポラリー・アーティスト/エレクトロニック・フュージョン・ミュージック。ブラジルと世界でコンサートを実施。

マルチナーリ/Mart’nalia
シンガー/ソングライター。 著名なサンバ・ミュージシャンのマルチーニョ・ダ・ヴィラとシンガーのアナリア・メンドゥーサの間に生まれた（彼女の名は両親の名の融合）『ソンゼイラ』で「ミステリー・オブ・マン」のボーカリストとして参加。リオでは彼女のライヴは大勢の観客を集め大変人気があるが、世界では知られていないため今作への参加は興味深い。

ウィルソン・ダス・ネヴィス/Wilson Das Neves
ドラマー/ヴォーカリスト/パーカッショニスト。インターナショナル・アーティストはブラジルの大御所ミュージシャンと共演している。60年代からレコーディングを共にしてきたイパネマスと楽曲制作している。参考は、映画、『ブラジリンタイム（ Brasilintime）』まで。

アルリンド・クルス/Arlindo Cruz
ソングライター/コンポーザー/ミュージシャン。7歳の時にカヴァキーニョ（小さなギター）を習い始め、サンバとパゴデのミュージシャンとして活動。2012年、2014年FIFAワールドカップのオフィシャル・マスコットであるアルマジロキャラクターの“フレコ”のオフィシャル・ソング、「Tatu Bom De Bola」を歌う。ブラジルで自身のTV番組を持つ。

マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle
ブラジリアン・ミュージックのキー・プレイヤー。特にUKでよく知られるミュージシャン。多くの楽曲を制作し（20枚以上のアルバム）50年以上のキャリアをもつ。アルバム『サンバ68』は彼の楽曲の英語バージョンも収録されている。サラ・ヴォーンほか、ミュージック・キャリアの後期にリオン・ウェアやシカゴとコラボーレーションを行った。ジャイルスによる“ワールドワイド・アワーズ2013”にてパフォーマンス出演。

アレシャンドリ・カシン/Alexandre Kassin
プロデューサー/ミュージシャン。ジャイルスがフィーチャリングされた自身のアルバムを最近リリース。“+2”として、またオルケストラ・インペリアルの一員としてプレイする。以前ブラジルの新聞にて一緒に写真を撮られたことからラモーンズのメンバーと思われていた。アルバム全曲参加。
ニーナ・ミランダ/Nina Miranda
ロンドン在住のブラジル人シンガー。“スモーク・シティ”という名や、様々なコラボレーションで作品をリリース。今作では「ミステリー・オブ・マン」、「シティ・オブ・セインツ」ほかに参加。

セウ・ジョルジ/Seu Jorge
シンガーであり、映画『ライフ・アクアティック』で世界的に高評価を得た俳優。 LA在住で、ジャイルスは今作のレコーディングでLAまで行った。今日最も世界で知られるブラジル人…おそらくペレを除いて。

ガブリエル・モウラ/Gabriel Moura
有名なサンバ・ミュージシャン/シンガーであるパウロ・モウラの甥。セウ・ジョルジとは彼が通っていた若者のためのプログラムをパウロ・モウラが運営して以来の友人である。2人は影響力がるファンク・グループ、ファロファ・カリオカのメンバーです。

ナナ・ヴァスコンセロス/ Naná Vasconcelos
独創性のあるパーカッショニスト。独創性のあるパーカッショニストであり、アイアート・モレイラと共に世界的に知られるブラジリアン・パーカッショニストである。世界中で名だたるアーティストと共演。ギタリストのエグベルト・ジスモンチとの共演が大人気である。バイーア出身で現在ニューヨーク、ロンドン、パリに在住。

ショーン・オヘイガン/Sean O’Hagan
今作の参加アーティスト/ストリング・アレンジャー。ブラジリアン・ミュージックの精通者。「ミステリー・オブ・マン」、「ブラジルの水彩画」でギター参加し、ストリングのアレンジを担当。彼のバンドである“ステレオ・ラブ”と“ハイ・ラマズ”は現代の音楽シーンにて最も革新的かつ感動的な音楽を提供している。