商品紹介
クレーメル、70歳記念リリース!
ロマン派のピアノ三重奏曲の中でも、とりわけ高い人気を誇るラフマニノフの2曲の「悲しみの三重奏曲」。19歳の時に作曲されたスラヴ的要素の強い第1番もさることながら、チャイコフスキーの訃報を受けて作曲された第2番は、先人への思いが込められた深い感情表現が必要とされる名作です。名手ギドン・クレーメルがこの曲を演奏するために仲間として選んだのは、若手ピアニストNo.1の人気と実力を誇るダニール・トリフォノフとクレメラータ・バルティカの首席奏者でもあるチェリスト、ディルヴァナウスカイテでした。「演奏家であることは自分にとって天職でした。演奏する音楽が感情的に聞こえる事を常に避けてきました。音楽は私からエネルギーを引き出す源であり、私はこのエネルギーを伝えたいと考えています」と語るクレーメル。彼が選んだ仲間たちと共に、ラフマニノフ作品の華麗な音楽効果を追求するのではなく、あくまでも音楽に隠された真実やメッセージを明らかにする事に大切にして、素晴らしい演奏を繰り広げています。添えられた「祈り」はピアノ協奏曲第2番の第2楽章をクライスラーが編曲した小品。クレーメルとトリフォノフの親密な会話が楽しめます。