ジョージ・マイケル、10年ぶりのソロ・アルバム『Symphonica』リリース!パリのオペラ座で公演を行った初のコンテンポラリー・アーティストとなった、その「極上のヴォーカル」の魅力がこの1枚に!
ワム!として80年代洋楽を代表する数々のヒット・シングルや「ラスト・クリスマス」という不動のクリスマス・スタンダードを残し、その後ソロで音楽の本質に迫る最上級のアルバムを発表し、スティーヴィー・ワンダーやアレサ・フランクリンなど偉大なアーティストと素晴らしい共演をし、30年間以上に亘るキャリアにおける通算売上枚数は1億2,000万枚を超える、まさに世界のスーパースター、ジョージ・マイケル。
10年ぶり、『Patience』(2004)以来の6枚目のソロ・アルバム『Symphonica』が今週リリースされた。
本国UKのiTunesでは1位を獲得!他9か国のiTunesでもTOP 10入りしている。
アルバムは、2011年~12年に行われた同名のツアー中に録音された。伝説的なプロデューサー、故フィル・ラモーンとの共同プロデュース作(彼が生前に手掛けた最後の作品)。フィル・ラモーンとは『Songs From The Last Century』(1999)で一緒に仕事をしており、このアルバム収録曲も取り上げている。
収録曲は、ジョージ自身の曲と、ジョージが好きなアーティストの曲やスタンダード曲のカヴァーで構成。
カヴァーは、アルバムのリード・シングルであるテレンス・トレント・ダービー「Let Her Down Easy」、エルトン・ジョン「Idol」、ルーファス・ウェインライト「Going To A Town」、ザ・ポリス「Roxanne」(ジャジーにアレンジ)、デヴィッド・ボウイもカヴァーした「Wild Is the Wind」(ジョージはこの曲が収録されたデヴィッド・ボウイのアルバム『Station To Station』が大好きだという)、ニーナ・シモンのカヴァーで知られる「My Baby Just Cares Foe Me」など、興味深いものとなっている。
何と言っても、聴きどころは伸びやかで美しく深みのあるヴォーカル。
40人編成のオーケストラをバックに、丁寧にアレンジされたポップスやジャジーな曲を、ただ歌いこなすだけでなくソウルフルな深みとクラッシーでエレガントな要素が与えられた極上のヴォーカルで歌っている。
『Symphonica』は、彼の非凡なヴォーカルをオーケストラと共にヨーロッパ各国の最も権威ある会場で披露する、という彼の長年の野心が実現したものだ。
パリ公演はオペラ座で行われたが、何とジョージはパリのオペラ座で公演を行った初のコンテンポラリー・アーティストとなった!そしてジョージはこの公演の収益をフランス最大のHIVチャリティ機関”Sidaction”に寄付したという。
今、新しい世代の才能あふれるアーティストたちが、ジョージ・マイケルを発見している。ビヨンセ、アデル、ジャスティン・ティンバーレイクなどは皆ジョージのファンである事を公言している。
ジョージ・マイケル『Symphonica』 発売中
・輸入盤CD
・配信アルバム
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★17曲入 Deluxe 『SYMPHONICA』 |
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★14曲入 Standard 『SYMPHONICA』 |
◆収録曲(*はデラックス・エディションのみに収録)
1. Through
2. My Baby Just Cares Foe Me
3. A Different Corner
4. Praying For Time
5. Let Her Down Easy
6. The First Time Ever I Saw Your Face
7. Feeling Good
8. John and Elvis Are Dead
* 9. Roxanne
10. One More Try
* 11. Going To A Town
12. Cowboys and Angels
13. Idol
14. Brother Can You Spare a Dime
* 15. You Have Been Loved
16. Wild Is the Wind
17. You’ve Changed
シングル「Let Her Down Easy」ミュージック・ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=58hMog3XuuY