“シグネチャー・シナトラ(Signature Sinatra)”のもと、キャピトル時代とリプリーズ・レコード時代のフランク・シナトラ作品が史上初の統合へ
以下、プレスリリースです。
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ユニバーサル・ミュージック・グループとフランク・シナトラ・エンタープライズが 伝説的エンターテイナーによるリプリーズ時代の作品の
グローバル・ライセンス契約を発表
キャピトル時代とリプリーズ・レコード時代のシナトラ作品が 新名称”シグネチャー・シナトラ(Signature Sinatra)”のもと、史上初の統合へ
ロサンゼルス(2013年10月29日):世界最大の音楽企業であるユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)は、フランク・シナトラ・エンタープライズ(FSE)が所有するフランク・シナトラによるリプリーズ時代の不朽の作品の、グローバルな音楽ライセンスを取得した。この複数年契約により、シナトラのキャピトル時代の1950年代以降の名作アルバムと、リプリーズ時代の1960年代以降の代表的アルバムが史上初めて統合され、今後これまでに例のない新たなリリースを世に送り出す機会が設けられることとなる。リプリーズ作品の権利の世界的ライセンスについて、FSEとUMGが初めて契約を結んだのは2009年。今回の契約により、両者の従来の関係はより発展したものとなる。 今回の合意により、新たに”シグネチャー・シナトラ(Signature Sinatra)”の名のもとで、2015年のシナトラ生誕100周年に向けてのマーケティング戦略に基づいた、様々なシナトラ作品のリリースが可能となる。UMGは、高く評価されたシナトラのキャピトル時代のコンセプト・アルバム(『イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ/In The Wee Small Hours』や『スイング・イージー!/Swing Easy!』『カム・フライ・ウィズ・ミー/Come Fly With Me』を含む)を既にリリースしているが、今後は『夜のストレンジャー/Strangers In The Night』『ザッツ・ライフ/That’s Life』『ニューヨーク、ニューヨーク/Theme From New York, New York』『It Was A Very Good Year』、そして『My Way』を含む、大衆文化の重要な節目となったリプリーズ時代のシナトラ作品も扱うこととなる。 「フランク・シナトラの音楽は象徴であり不滅です。今回このように選任を受けたことは光栄であり、シナトラの豊かな遺産に値する新しい名称”シグネチャー・シナトラ(Signature Sinatra)”のもと、生誕100周年を記念する心躍るような革新的な作品で、FSE及びシナトラ・ファミリーとの協力の上に築いてきた成功を更に押し進めて行きたいと思います」と、UMGの会長兼CEOルシアン・グレンジは語る。 「シナトラ・サウンドは世代を越え、この上なく広い範囲に行き渡っており、音楽を愛する世界中の人々を惹き付けているのです」と、UMGインターナショナルの会長兼CEOマックス・ホール。「リプリーズ時代とキャピトル時代の作品が史上初めて統合され、相互の関係が拡大されたことで、今までにない全く新しい作品を生み出す機会がもたらされるだけではなく、”取締役会長”(*シナトラの愛称)の偉大なるレガシーは輝きを放ち続けることでしょう」 「私たちは本日、父の一連の素晴らしい作品を、世界の新たな、そして昔からの熱心なファンの皆さんにご紹介する機会を得て、シナトラ生誕100周年に取り組んで参ります」と、シナトラの子供たちである、ナンシー・シナトラ、フランク・シナトラJr.、そしてティナ・シナトラは述べた。 「この新たな合意により、FSEは、シナトラの音楽を組織立った一貫性のある形で提供することができるようになります。そして、誰もがかつてないほど即座にどこからでも音楽にアクセスできるこの時代、よりまとまりのある作品に新しく取り組むことが可能となるのです」と付け加えるのは、シナトラ・エンタープライズのロバート・フィンケルスタイン副会長だ。 20世紀の大衆文化における最重要人物の1人、フランク・シナトラのキャリアは、実に多岐にわたっていた。レコーディング・アーティストであり、俳優、キャバレー及びコンサート・スター、ラジオや映画、そしてテレビのパーソナリティ、時にはプロデューサーやディレクター、指揮者も務めてきたシナトラは、その業績により、3つのオスカー賞、2つのゴールデン・グローブ賞、個人として10個のグラミー賞(彼のアルバムに授与されたものを含めれば、合計21個)の他、エミー賞、セシル・B・デミル賞、ピーボディ賞を各1回受賞。彼が受けた中で最も名誉ある賞のひとつが、アメリカ映画協会から贈られたジーン・ハーショルト友愛賞だ。この賞は、アカデミー賞の歴史の中でも数えるほどしか受賞者がなく、「人道的活動により映画産業の発展に貢献した、映画業界の個人」に対して授与されるもの。シナトラのチャリティ活動のレガシーは、伝説に残るほど有名だ。先駆者として偏見と闘った彼の一面は、ニュージャージー州ホーボーケンで過ごした子供時代に培われたものである。シナトラの短編映画『The House I Live In』は、1945年にオスカー特別賞を受賞した。 60年にわたるキャリアを通じ、”オールド・ブルー・アイズ”は、スウィング時代からロックンロール時代へと巧みに泳ぎ渡り、時代の変化の波を乗り切って成功するという、並外れた才能を証明してみせてきた。彼は1,400以上の曲をレコーディングし、31作のアルバムでアメリカ・レコード協会認定のゴールド・ディスクを、9作でプラチナを、3作でダブル・プラチナを、そして1作でトリプル・プラチナを達成。また58本の映画に出演し、8作の映画をプロデュースした。
フランク・シナトラは、グラミー賞、映画俳優組合、ケネディ・センター、そして全米黒人地位向上協会(NAACP)の各々から、特別功労(生涯業績)賞を受賞。また、大統領自由勲章と議会名誉黄金勲章も授与され、文化や芸術への貢献により無数の人々にインスピレーションを与え、伝説の存在であり続けている。 アメリカのポピュラー音楽が世界共通語となる黄金時代を切り開いた、フランク・シナトラ。この類い稀なる創造的才能の持ち主は、世界で最も雄弁なスポークスマンだ。我々の人生と時代とにシナトラがもたらしてくれたものは、音楽の枠を遥かに超え、活力や人生への情熱、独自のファッション・スタイル、そして輝くような自信にまで及び、気持ちは若くあるとはどういうことか、世界を意のままに操るとはどういうことかを、時代を越えて教えてくれる。彼のスピリットとヴィジョンは、彼が残した作品に込められている知恵と洞察力とによって示され続けていくのだ。
“シグネチャー・シナトラ(Signature Sinatra)”の特別プロモーション・ビデオは下記のリンクから視聴可能
http://umusic.ly/SignatureSinatra
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12月11日には、史上最も売れたデュエット・アルバム『デュエッツ~マイウェイ、ニューヨーク、ニューヨーク』20周年記念デラックス・ヴァージョンが発売される。