「Dog Days Are Over」が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』効果で前週比618%アップ。号泣動画も350万再生と話題に

2023.05.11 TOPICS

日本では5月3日に先行公開された、世界中で大ヒットを記録している映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。このサウンドトラックに収録されたUKのグループ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンによる「Dog Days Are Over」の再生数が、映画公開後に前週比618%を記録。また、バンドのヴォーカルであるフローレンス・ウェルチが映画を見て号泣している動画が350万再生を記録して話題となっている。

フローレンス・アンド・ザ・マシーン「Dog Days Are Over」はデビュー・アルバム『Lungs』の先行シングルとして2008年に発売された楽曲。「Dog Days(冴えない時期)はもう終わり。馬が駆けてくる音が聞こえるでしょう?」というポジティブな歌詞が印象的なこの曲は、発売当時には全英チャート23位、全米チャート21位を記録した。

映画が公開されると再生数が急上昇し、SpotifyのGlobalチャートに初めてチャートインして5月11日現在で163位に上昇、日本を含めた世界23カ国のSpotifyバイラルチャートにも登場している。さらに流れている楽曲をスマホで検索できるアプリ、ShazamのGlobalチャートでは7位を記録。日本では映画公開の前週と比較して再生回数が618%と急上昇をみせている。

また、バンドのヴォーカル、フローレンス・ウェルチが「Dog Days Are Over」が流れる映画のシーンを見て号泣する動画を5月9日に自身のTikTokで公開すると、瞬く間に話題となり現在までに350万再生を記録。この動画の説明文には下記のように彼女の心境が語られている。

「この映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は感動しっぱなしだったんだけど、“Dog Days (Are Over)”が流れた時はもう本当に嬉しくて号泣しちゃった。この瞬間にたくさんの愛を送ってくれてありがとう。私の中のスーパーヒーローに夢中な小さな女の子は、これが現実に起こったなんて信じられないみたい」

@florence

So I cried all the way through this movie but when the The Guardians of the Galaxy started dancing to Dog Days I really lost it. Thank you so much for all the love for this moment. The superhero obsessed little girl in me can’t believe it happened ♥️ x

♬ Dog Days Are Over - Florence + The Machine

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのサウンドトラックは、映画の主人公ピーター・クイルの母が残してくれたカセット・テープを再現するような形で発売され、第1作のサウンドトラックは、既存曲を収録したサウンドトラックとして初の全米アルバムチャート1位を記録するなど、毎回話題となっている。今作では、マイクロソフトがiPodに対抗して2006年に発売した携帯型音楽プレーヤーZuneをピーターが手に入れたことで楽曲の幅が広がり、前作、前々作にはなかった90年代や00年代の楽曲も収録されていることが注目のポイントとなっている。

■リリース情報
フローレンス・アンド・ザ・マシーン「Dog Days Are Over」
配信中

■サウンドトラック情報
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 オーサム・ミックス Vol. 3(オリジナル・サウンドトラック)』
2023年5月4日発売
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