動画:ロブ・ハルフォードをフィーチャーした先行シングル「リフト・ミー・アップ」について語る!
ロブ・ハルフォードをフィーチャーした先行シングル「リフト・ミー・アップ」について語る!
【日本語訳】
ジェレミー・スペンサー(Ds):「リフト・ミー・アップ」はジューダス・プリーストのヴォーカル、ロブ・ハルフォードをフィーチャーしてるんだ。ロブはまさに“メタルの男”だよね。
アイヴァン・ムーディー(Vo):その通り! 俺は彼の歌を聴いて育ったし、音楽界のアイコンの一人でもあるよね。彼との共演に至った経緯は、確か『ザット・メタル・ショー』のインタビューだったかな、そこで彼が最近のお気に入りバンドとしてファイヴ・フィンガー・デス・パンチをあげたんだ。信じられなかったよ。それで、今回のアルバムを制作する際に、もし世界中の誰か一人に参加してもらえるとしたら、是非ロブがどうするか見てみたいって思ったんだ。マネージメント経由で彼に連絡をとってもらったところ、最初は断られた。残念だったけど仕方ないってあきらめたんだ。そしたらその1週間後ぐらいに、ロブがトラックを聴いて気に入ったから絶対に参加したいって言ってきたんだ。その3日後にはラスベガスにきて一緒に作業してたよ。
ジェレミー:最初この曲を書き始めた頃、確かあれは”Share the Welt”ツアーの時だったかな。アリーナに臨時のスタジオがあって、そこにはエレクトロニック・ドラム・キットやプロツールがあってさ。そこで俺たちの取り柄である力強いビートから生まれたんだけど、そこから最終的にロブに歌ってもらうまでの過程をみるのはすごく興味深かったよ。
アイヴァン:そうだね!
クリス・ケイル(B):(ジューダス・プリーストの)『黄金のスペクトル』(’81年)や『復讐の叫び』(’82年)を聴いて育ったから、まさかいつか自分のバンドでロブ・ハルフォードが歌を歌うことになるなんて、予想もしなかったよ。夢は描いていたとしても、まさか実現するとは思わないことだろ? ロブ、あらためて参加してくれてありがとう!
ゾルタン・バソリー(G):本当にいい人で、今でも連絡をとりあってる。“Golden Gods 2013”授賞式でのパフォーマンスにも参加してくれたしね。俺とクリスは信じられない気持ちであのステージに立っていた。
クリス:リハーサルが終わってステージから下りたら、すぐにマネージメントの人間にかけよって、「俺、たった今ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードのバック・コーラスを歌ったんだぜ!」って言ったぐらいだ。
アイヴァン:では聴いてくれ、これが今作からの1曲目「リフト・ミー・アップ」だ!
(楽曲映像)
ジェレミー:そして次はアルバム・タイトル・トラック。
アイヴァン:「ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン&ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル」だ。
ジェレミー:たまんないね。
アイヴァン:ある時、メンバー全員でスタジオで座って曲のタイトルについて話し合ってたんだ。そこで生まれたのがこのタイトルで、結局アルバムのタイトルにもなってしまった。宗教や悪化する政治問題といった幅広い内容に触れていて、素晴らしい1曲だよ。
ジェレミー:決してデス・メタルの曲っぽくはないよな? (笑) でも俺のお気に入りの曲だよ。これまでにないサウンドやドラム・グルーヴに挑戦したから、自分たちにとってすごく新鮮な変化になったよ。
アイヴァン:間違いないね。とにかく、これまでにない幅広い内容のアルバムに仕上がっているよ。特にこの曲はそれを表した1曲だから、是非聴いてくれ。
(楽曲映像)