BIOGRAPHY
finch / フィンチ
フィンチ: ネイト・バーカロウ(ヴォーカル)、ランディ・ストロマイヤー(ギター)、アレックス・リナレス(ギター)、アレックス・パパス(ドラムス)、ダニエル・ウォナコット(ベース)*ダニエル以外は全て結成時のオリジナル・メンバー。ラインナップは第4期となる。
2002年、飛ぶ鳥を落とす勢いのDrive-Thru Recordsから後にロックの新たなジャンルとして定着することになるスクリーモ/ポスト・ハードコアの先駆者としてデビュー!メジャーのMCAとのダブル・ネームでリリースされたファースト・アルバム、『ホワット・イット・イズ・トゥ・バーン』は全米で50万枚を超えるヒット、新人チャートで1位を獲得するなどロック・シーンを担う最重要バンドとしての期待感は高まった。2005年にリリースされたセカンド・アルバム、『セイ・ハロー・トゥ・サンシャイン』はバンドの音楽の幅を広げる革新的なサウンドに仕上がったが、ファースト・アルバムと同様のサウンドを期待した多くのファンを失う。2006年2月、バンドは無期現の活動停止を宣言。2007年も終わる頃、バンドは新たなラインナップで活動を再開、翌年7月にセルフタイトルEPをリリース。2009年、スタジオでサード・アルバムの制作に入るが自分たちが納得できる作品の見通しが立たないということで2度目の無期限の活動停止(HPでは墓石のイメージに解散と取られるようなコメントを発表)に入る。2012年、ファースト・アルバム・リリース10周年を記念するツアーが決定。シーンの復帰を歓迎する熱狂的なファンのニーズにより公演は追加に追加を重ね全米、ヨーロッパ(ロンドン=約4,200人収容のブリクストン・アカデミー、パリ)、メキシコ、日本とツアーは延長された。バンドは活動継続に必要なメンバー間のモチベーション、創作エネルギーが存在することを確認、一時的な復活を撤回し、「フィンチの完全復活」を宣言した。9年振りとなる3作目のスタジオ・アルバムを完成させたバンドは、北米をRazor & Tie、その他をSpinefarmと契約し9月末にアルバムをリリースすることを正式に発表。新旧のファンを安堵、そして狂喜させた。