BIOGRAPHY
FIELD MOB / フィールド・モブ
ジョージア州アルバニー出身のスモーク(ブーンドックス・ブラックス、本名ダリオン・クロフォード)とショーン・ジェイ(カラージュ、本名ショーン・ジョンソン)のラップ・デュオ。地元のモンロー・ハイスクールで出会い、フリースタイル・セッションなどでいつも彼らのどちらかが勝者となっていた為、いっそのことコンビを組もうということになる。
インディペンデント・レーベルから出したデビュー・シングル「プロジェクト・ドリームズ」が地元で特大ヒットとなり、これをきっかけにMCAとの契約が成立。ファースト・アルバム『613:フロム・アシー・トゥ・クラッシー』を2001年12月にリリースした(日本は輸入盤のみ)。このアルバムは多大なる評価を受け、最も代表的なヒップホップ専門誌SOURCEやMURDER
DOGにて2001年のベスト・アルバムのひとつに選出される。このアルバムでシーンから手厚いプロップスを受けた彼らは、その後、トリック・ダディのアルバム『サグ・ホリデー』にゲスト参加したり、アウトキャストのビッグ・ボーイのソロ・アルバムにもゲストとして招聘されるほどとなる。
2002年10月にセカンド・アルバム『フロム・ザ・ルータ・トゥー・ザ・トゥータ』を発表。ジャジー・フェイ制作によるシングル「シック・オブ・ビーング・ロンリー」が全米中でじわりじわりと盛り上がっていき、遂には発売から24週間後にビルボード・シングル100チャートでなんと18位(2003年3月15日付)まで到達。”ネクスト・アウトキャスト”として大注目となり、今やもっとも旬のダウン・サウス・ヒップホップ・デュオとなった。
2005年、リュダクリスのレーベルDTPに移籍。12月にリリースされたこのレーベルのコンピレーション『Ludacris
Presents… Disturbing Tha Peace』では、彼らとリュダクリスによる”Georgia (featuring
Jamie Foxx)”がリード・トラックとなった。
2006年6月、待望のサード・アルバム『Light Poles And Pine
Trees』をリリース。リュダクリスを始め、同じDTP所属のボビー・ヴァレンティノらが参加しているこのアルバムからは、スモークのいとこであるシアラをフィーチャーしたファースト・シングル「ソー・ホワット」がスマッシュ・ヒットしている。
(2006年10月更新)