DTR大ブレイクの立役者が解散!ウィリーの新しいバンド活動開始

2003.05.21 TOPICS

現在、Drive-Thru RecordsとMCA Recordsは非常にユニークな関係を維持している。Drive-Thru Records(以下、DTRとして表記)はバンドを発掘、育成し、 MCAはDrive-Thru Recordsに金銭面/プロモーション面でのバック・アップ、CDの制作販売を行う。その見返りとしてMCA RecordsはDrive-Thru Recordsのバンドをいつでも自由にピック・アップ出来る。DTR(インディー)とMCA(メジャー)がこのユニークな関係を持つこととなったきっか けがフェニックス★TX。これを境にDTRはインディー・シーンでメキメキ頭角を表し、現在の地位を気付く前に築くまでに至ったのだ。

そのDTRにとって重要なバンドがブレイクを目前に突然解散してしまったというニュースは、昨年の10月にDTRのウェブ上でも正式に発表された。 メンバーが新しいバンドを直ぐに始動させたという嬉しいニュースも同時期に発表された。フェニックス★TXのVo/Gを担当していたウィリー・サラザーが 中心となり結成されたバンドである。バンド名はネット上の投票によって決定というユニークな手法が取られた。投票の結果、バンド名はデンヴァー・ハーバー (Denvor Harbor)に決まった。
メンバーのラインナップは以下の通り。
Denvor Harbor:
Will Salazar (Fenix*TX)
Chris Lewis (Fenix*TX, Pivit)
Aaron Rubin (F.O.N)
Ilan Rubin (boy wonder drummer of F.O.N.)

現在、DTRのネット上のストアではフェニックス★TXのメモリアルTシャツが販売されている。これは如何にフェニックス★TXがDTRにとって重要なバンドだったかを端的に表している。レーベル・メイトだったThe Benjaminsが解散した時にはTシャツなど作られなかっただから。Tシャツの背中には墓石がプリントされてあり、以下の文が刻まれている。
‘i guess we had our fun but it seems the fun is over now, and it’s alright’