初の日本語歌唱ミュージック・ビデオが世界初公開!湯川れい子氏をはじめ応援コメントも到着。
フォルテ・ディ・クアトロ”の日本語歌唱ミュージック・ビデオ「Destino~愛が変えたすべて」が12月15日よりYouTubeにて初公開!
この「Destino~愛が変えたすべて」は、彼らのデビュー・アルバム『フォルテ・ディ・クアトロ』日本盤のボーナス・トラックとして収録されている楽曲で、ライヴでファンの声援が最高潮になる一番人気のオリジナル曲「Destino~運命(韓国語ヴァージョン)」を、作詞家・松井五郎氏が日本語詞にしたもの。
去る11月に開催された日本で初のスペシャル・ショーケースには韓国のエンタメ/音楽シーンに敏感な女性たちを中心としたファンが200名、さらにメディア関係者を含め、合計400名があつまり、その奇跡のハーモニー、最強の歌唱力を日本で初お披露目したばかり。今回のミュージック・ビデオにはその時の模様もたっぷり収録されている。
■フォルテ・ディ・クアトロ「Destino~愛が変えたすべて」
また、ショーケースに参加していた音楽評論・作詞の湯川れい子氏をはじめとした多くの文化人からも応援のコメントが寄せられた。
イタリア人のテノール歌手アンドレア・ボチェッリが、イギリスの人気女性歌手サラ・ブライトマンと、英語詞を付けた「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を歌って、1200万枚の世界的な大ヒットを出した1996年が、本格的なクラシカル・クロスオーバーの出発点だったと思う。
その流れは、TV「アメリカン・アイドル」のプロデューサー、サイモン・コーウェルの仕掛けで、イギリスからイル ・ディーヴォという4人組がデビューした2004年に、ヨーロッパはもとより、アメリカ、日本、アジアなどでも広く熱狂的に迎えられて、アメリカからはジョシュ・グローバン、イギリスからはラッセル・ワトソン、日本では秋川雅史、藤澤ノリマサ、ル ヴェルヴェッツなどの歌手やグループを生み出して、今に至っている。
そこに加えて、最近話題になっているのが、2010年にイタリアから、まだ10代の若さながら驚異的な声の持ち主3人組のイル ・ヴォーロが出現。今や水もしたたるような美青年に成長して、大変な人気者なのだ。
そしてそういったクラシカル・クロスオーバーの波が、いよいよ本格的にアジアにも押し寄せて来たと感じさせてくれたのが、まだお目見えのショーケースだと言うのに、熱狂的なファンを引き連れて来日した、4人の力という意味のグループ名を持つ韓国のフォルテ・ディ・クアトロの登場で、こうなって来ると、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」や「誰も寝てはならぬ」などのクラシックな名曲のカヴァー競争では無く、誰が、どこの国から、オリジナルな楽曲のヒットを世界の市場に送り出せるか…という真剣勝負の段階に入って来たように思う。
実はクラシカル・クロスオーバーは、人生体験も、良いもの、美味しいものや、ワインの味も解る、熟年の成人男女のマーケットなのだ。そう、だからかく言う私も、いい年をして、ドキドキ・ワクワクが止まらない。
(音楽評論・作詞 湯川れい子)
我を忘れて歌に没頭し、周りを気にせず「ブラヴォー!」と叫び、ともに旋律を口ずさみ、胸のなかがジンジンと熱くなっていく。フォルテ・ディ・クアトロの歌はまさに「4人の力」。ソロも、デュオも、アンサンブルも、心にまっすぐに響いてくる。個性派4人のキャラクターがとてもユニーク。愛すべきナイスガイだ。クラシックの歌唱法だから、どんな曲も無理なく自然体の発声。アジアから世界に飛翔する彼ら、いまこそ大海原に漕ぎ出せ~。
(音楽ジャーナリスト 伊熊よし子)
たった数小節の歌声が聴く者の魂を揺さぶることがある。奇跡に近いハーモニーを生み出すためには、単なる歌唱力や巧みなテクニックを超えた、その先の圧倒的な表現力と完璧に息を合わせる絆が必要となる。そんな奇跡の瞬間をフォルテ・ディ・クアトロは「遠い星のように」のパフォーマンスで見せてくれた。声域も声質も経歴も異なる個性的な四人が、今後この奇跡の歌声をもっともっと我々に届けてくれることは間違いない。
(放送作家・演出家 カニリカ)
まず、K-Classicという言葉が生まれる時代がやってきたことに、何よりも喜びを感じます。韓国のクロスオーバー、クラシックの世界に触れて13年が経ちました。もちろんこのムーヴメントは、K-Popが世界に向けて発信してきたことで注目を集めていることは否定できませんが、韓国のクラシック、クロスオーバーは幅広いファン層に親しまれ、若いファンがペンライトを振ってK−Popと同じように黄色い歓声をあげ、コンサートを楽しみます。近寄りがたい世界観に、誰もが楽しめるクラシック、クロスオーバーを生み出したのがK-Classicと言えます。そんなシーンから生まれたのがフォルデ・ディ・クアトロ。2018年は美しい歌声とともに、日本のクラシック、クロスオーバーの世界に新しい息吹を吹き込んで欲しいです。
(音楽評論家 今泉圭姫子)