BIOGRAPHY
Eugen Jochum オイゲン・ヨッフム
オイゲン・ヨッフムは1902年ドイツ生まれ、1987年に亡くなった20世紀を代表する巨匠指揮者。1927年、ミュンヘン・フィルにてブルックナー第7番を指揮してデビュー。戦前はマンハイム州立劇場やハンブルク国立歌劇場音楽総監督を歴任し、1949年、バイエルン放送交響楽団の創立に関わり、60年まで首席指揮者となりました。1968年、バンベルク交響楽団の指揮者となり、71-73年には首席指揮者を務めます。早くからブルックナーの第一人者として知られ、いち早く交響曲全集をD.G.に録音、ベートーヴェンやブラームスなどの解釈にも定評がありました。また、オルフの≪カルミナ・ブラーナ≫は世界的な大ベスト・セラーとなったことも有名です。晩年、バンベルク交響楽団やコンセルトヘボウ管弦楽団と来日を果たし、日本でも人気を高めた彼がD.G.とフィリップスに残されたものをステレオ録音のみ、まとめてCD発売します。日本初CD化多数含みます。