あのエリック・クラプトンが師と仰ぐ人とは?「ギターの神様」、約1年で早くも新作完成!

2014.07.29 TOPICS

今年初頭には20回目の来日公演を大成功に収めた”ギターの神様”=エリック・クラプトン。2013年3月にリリースされたアルバム『オールド・ソック』から約1年強で早くもニュー・アルバムを発売する。通算22作目となるアルバムは『ザ・ブリーズ~J.J.ケイルに捧ぐ』と題された。しかし、このキャリア50年以上にわたりギタリストのトップに君臨し続ける大ベテランがこんなにも短い間に新作をリリースする、このモチベーションの高さは一体何なのか?

今作『ザ・ブリーズ~J.J.ケイルに捧ぐ』はタイトル通り、J.J.ケイルというミュージシャンへの敬意を表した作品だ。J.J.ケイルは常にクラプトンが影響を受けたアーティストとして語り、これまでにも『アフター・ミッドナイト』、『コカイン』というクラプトンのレパートリーの中でも重要曲を手掛けたアーティストで、ミュージシャンズ・ミュージシャンとしてクラプトン以外にも多くのアーティストがその影響を口にしている。そのケイル氏、昨年7月に他界。その彼の偉業を讃えるために制作されたのがこのアルバムだ。

このアルバムのために、数多くのゲストが参加している。最新作『パラダイス・バレー』でも『コール・ミー・ザ・ブリーズ』をカヴァーしていたジョン・メイヤーはじめ、トム・ペティ、デレク・トラックス、ウィリー・ネルソン等、錚々たる”フレンズ”が参加して花を添えている。

1974年の初来日から今年20回目の来日公演を行ったクラプトンだが、この作品にもひとりの日本人が参加している。アルバム・ジャケットのイラストを手掛けたのは貞本義行氏。代表作として、「新世紀エヴァンゲリオン」等を手掛ける漫画家・キャラクターデザイナーだ。クラプトン本人からのラヴ・コールによって実現した。貞本氏がクラプトンの作品を手掛けるのは1998年発売のアルバム『ピルグリム』以来2度目となる。

【アルバム情報】
エリック・クラプトン&フレンズ /『ザ・ブリーズ~J.J.ケイルに捧ぐ』
UICP-1162 / \2,700円(税込)
2014年7月30日発売

※iTunes他各音楽配信サイトで7月30日から配信開始
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※ハイレゾ配信: e-onkyo, mora