Q1:
華々しい2012年でしたね。 2013年にはブリット・アウォードに4部門ノミネート、ライヴDVDのリリースなど、さらに大きな年になりそうです。 2012年特に目立った瞬間というのはありましたか?

A1:
ブリット・アウォードにノミネートされて”クリティクス・チョイス”を受賞したのは大きな出来事だったけど、その時点ではまだ達成したことなんてさほどなかった。 だから受賞は嬉しかったけど、これからたくさんのことを証明していかなきゃって思ったわ。 今年もブリット・アウォードにノミネートされたけど、去年頑張ってきたことが認められてのノミネートだからすごくうれしいの。 ロンドン五輪でパフォーマンスをしたこと、特に開会式に出演したことはハイライトだったわ。 私みたいな全くの新人があのダニー・ボイルに選ばれて、自分の国を代表することができて、あのような大規模なイベントに参加させてもらえたことは本当に誇りに思う。 それからデビュー作、『エミリー・サンデー』が2012年UK年間アルバム・チャート1位を記録したことも本当に大きなことだったわ。 このアルバムのリリースのために何年も頑張ってきたことが報われたんだもの。

Q2:
音楽の殿堂、ローヤル・アルバート・ホールでライヴはどうでしたか?

A2:
最高だったわ。 いつもロイヤル・アルバート・ホールでライヴが出来たらって思ってた。 だってニーナ・シモンやジャクリーン・デュプレが公演した場所だもの。 実際2年ほど前に、ロイヤル・アルバート・ホールでアリシア・キーズのオープニング・アクトを務めたのだけれど、 自分のショウをいつかここで出来たらどんなに素敵だろうって思ってた。 でも5,6年先になるかと思ったわ。 だからこんなにも早く夢が叶うなんてすごいことよね。 ステージに立てたことをすごく楽しめたけれど、なんとかあれこれ考えずにただ楽しむことに集中したわ。 本当に最高の夜だった。

Q3:
歌っているときに何を一番楽しんでいますか?

A3:
開放感ね。 叫んでいるようだけど、音程があっている叫びだから誰も私のことをクレイジーって思わないでしょ。 ステージに立って全てをさらけ出すことは私にとってはセラピーのようなものね。

Q4:
あなたの曲は自分の経験に基づいているんですか?

A4:
そうよ。私の感情や経験、また心を動かされた友人の話が基になってるわ。

Q5:
ヨーロッパ・ツアーが3月に予定されていますが、ツアにまつわるなにか面白いエピソードなどありますか?

A5:
自分たちのツアー・バスが火事になったことがあったわ。 1回じゃなくて2回も。。 USツアー中の出来事よ。全焼したわけではないけど。 たぶん格安のバスで、一晩中ヒーターをつけていたの。 最初はボストンとダレンに到着する直前で、私たちのサウンド・エンジニアが、「みんな、バスから降りろ、火事だ!」って言ったのよ。 バスの中が煙だらけでみんなパジャマでバスから降りたんだけど、凍えるほど寒かった。 ヒーターのヒューズが飛んだみたいね。 修理したんだけど、サンフランシスコに行くときにまた火事になって。 すごくおかしかったけど、ちょっと危なかったわね。 それ以外は基本飲んで騒ぐって感じかしら!

Q6:
世界の中で行きたい場所をひとつ上げるとしたらどこ?

A6:
日本よ。すごく行きたいわ。それからオーストラリア。一度も行ったことがないから

Q7:
一番影響を受けたミュージシャンは?

A7:
ローレン・ヒルね。
それからニーナ・シモン、ダニー・ハサウェイ。
ダニーの娘は今私のバック・ボーカルに参加してるのよ。

Q8:
コラボしたいアーティストは誰ですか?

A8:
ローレン・ヒル。 素晴らしいアーティストよね。 『ザ・ミスエデュケーション』は最高のアルバム。
それからスティービー・ワンダー。 彼と同じ部屋に座れることができるだけでいいわ。

Q9:
今大好きな曲を5曲上げてください。

A9:
Gabriel - ラム
Twice - リトル・ドラゴン
Swimming pools - ケンドリック・ラマー
101 - アリシア・キーズ
Thinking of you - フランク・オーシャン

Q10:
次のゴールはなんですか?

A10:
今年アメリカで成功すること。
自分が誇れる次のアルバムを制作すること。
成長した感じられるような、デビュー作よりも優れた作品にしたいわ。

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