コルトレーンの死直後に残した完全未発表ライヴ音源リリース決定!ブルーノート作品のリイシューも!

2022.09.09 TOPICS

ジョン・コルトレーンの「黄金カルテット」のドラマーとして活躍し、ジャズ史上最も偉大なドラマーの1人として熱い支持を集めるエルヴィン・ジョーンズが、1967年に自らのグループで残した完全未発表ライヴ音源『リヴァイヴァル:ライヴ・アット・プーキーズ・パブ』がリリースされることが決定。先行SG「ケイコズ・バースデー・マーチ」が配信されている。

本作は、1967年7月28~30日、ジョン・コルトレーンの死後わずか2週間後にニューヨークのプーキーズ・パブという小さなクラブで行われたライヴをCD2枚に収録。ジョー・ファレル(ts, fl)、ビリー・グリーン(p)、ウィルバー・リトル(b)という名手たちとのカルテットで、白熱のプレイを繰り広げている。
インパルスからリリースした名盤『ヘヴィ・サウンズ』(1968) の録音から1か月後という時期で、「ラウンチー・リタ」や「M.E.」といった同アルバム収録曲をプレイしている点も注目。「ジンジャー・ブレッド・ボーイ」では、オルガニストのラリー・ヤングがゲスト参加し、ピアノをプレイしている。
ブックレットには、フランシス・ウルフによる写真や、アシュリー・カーン、ゼヴ・フェルドマン、ドン・ウォズ、当時レコーディング・エンジニアを担当したボブ・ファレシュによるエッセイなども掲載されている。

また、本作のリリースを記念し、ブルーノートに残したリーダー作全作を初UHQCD化しリイシューすることも決定(※)。
全9タイトルのうち1タイトルは世界初CD化、1タイトルは国内初CD化という貴重なラインナップとなっている。

 

『リヴァイヴァル:ライヴ・アット・プーキーズ・パブ』
2022年11月1830日発売
UCCQ-1175/6 2SHM-CD ¥3,520

>> LISTEN / BUY

【Disc 1】
1. ケイコズ・バースデー・マーチ
2. ジンジャー・ブレッド・ボーイ feat. ラリー・ヤング
3. 13 アヴェニュー ‘B’
4. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
5. M.E.
【Disc 2】
1. オン・ザ・トレイル
2. 朝日のようにさわやかに
3. ラウンチー・リタ
4. オレオ

パーソネル:ジョー・ファレル(ts, fl)、ビリー・グリーン(p)、ウィルバー・リトル(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)、ラリー・ヤング (p on disc 1-2)
1967年7月28~30日、ニューヨークのプーキーズ・パブにてライヴ録音

 
▼Elvin Jones on Blue Note
2022年11月18日発売
全タイトル初UHQCD化 \1,980(1CD)、\2,860(2CD)

『プッティン・イット・トゥゲザー』UCCU-45058
『ジ・アルティメイト』UCCU-45059
『ポリ・カレンツ』UCCU-45060
『コーリション』UCCU-45061
『ジェネシス』UCCU-45062
『メリー・ゴー・ラウンド』UCCU-45063
『ミスター・ジョーンズ』UCCU-45064
『アット・ディス・ポイント・イン・タイム』UCCU-45065 ※国内初CD化
『ザ・プライム・エレメント』UCCU-45066/7 ※世界初CD化

(※)『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』のみUHQCD化済のため本シリーズからは割愛