「遅れないでいらっしゃい」未発表ジャズ・ヴァージョンをリリース
エルトン・ジョン
「遅れないでいらっしゃい」(原題: Come Down In Time)未発表ジャズ・ヴァージョンをリリース
「遅れないでいらっしゃい(ジャズ・ヴァージョン)」及び「名高い盗賊の伝説(DJMデモ)」が完全限定アナログ盤10インチ・シングルとして10月30日にリリース
全世界で5,000枚限定
日本ではユニバーサル ミュージック ストア限定で、11月13日発売予定
「遅れないでいらっしゃい」「名高い盗賊の伝説」のオリジナル・ヴァージョンが収録された1970年発表のアルバム『エルトン・ジョン3』
海外では50周年記念限定アナログ盤12インチ・カラー・レコード(グリーン)も同時発売!!
Come Down In Time (Jazz Version)
時代を画した名盤『エルトン・ジョン3』(原題: Tumbleweed Connection)の発売50周年を記念して、エルトン・ジョンがさる10月30日、「遅れないでいらっしゃい」(原題: Come Down In Time)の未発表ジャズ・ヴァージョン(試聴はこちら)をリリース。5,000枚限定アナログ盤10インチ・シングルとして、日本ではユニバーサル ミュージック ストア限定で、11月13日発売予定(購入はこちら)だ。この「遅れないでいらっしゃい(ジャズ・ヴァージョン)」は、50年近く誰にも聞かれないまま埋もれていた音源で、近くリリースされるエルトンのボックス・セット『ジュエル・ボックス』(日本ではユニバーサル ミュージックより、11月13日発売)に収録するためのレア音源を掘り起こしていた際に、保管庫の奥深くで発見。今年ようやく日の目を見る運びとなった。
1970年3月20日にロンドンの<トライデント・スタジオ>でレコーディングされた「遅れないでいらっしゃい(ジャズ・ヴァージョン)」は、アルバム『エルトン・ジョン3』に収録されている最終ヴァージョン(その3ヶ月後に、別のミュージシャンと共に再録音)と比べると、2倍以上の長さがある。アルバム・ヴァージョンを華やかに彩るポール・バックマスターのオーケストラ・アレンジが不在である一方、オリジナルと同様にバーニーの歌詞:「夜空の星を数えながら待つ君に、待ちぼうけを食わせる女(ひと)もいる」で一旦締め括られた後、ジャズ調インストゥルメンタルとして、曲は再開。そこで展開されるのが、エルトンのピアノと、ケイレブ・クウェイのギターによる驚異的なインタープレイで、フックフットのリズム隊、つまりベースのデヴィッド・グラヴァーとドラムのロジャー・ポープが、それを下支えしている。途中のブレイクダウンで「すごくいいね!」と絶賛の声を上げているのは、プロデューサーのガス・ダッジョンだ。その後さらに、フリースタイルの演奏が続行される。
「遅れないでいらっしゃい」のオリジナル・ヴァージョンが収録された、1970年発表の画期作『エルトン・ジョン3』は、2020年10月30日(金)にリリース50周年を迎えた。この『エルトン・ジョン3』は、エルトンがこれまでに発表したアルバムの中でも、特に愛されている作品である。後に“アメリカーナ”というジャンルとして知られるようになった要素が染み込んでいるこのアルバムは、前作『僕の歌は君の歌』(原題: Elton John)のプロモーション活動で英国とヨーロッパを飛び回っていた際に、多忙な日程の合間を縫って制作。曲作りとレコーディング(1970年3月20日〜6月6日)は、全てロンドンで行われた。アメリカについて説得力たっぷりに物語っている『エルトン・ジョン3』がリリースされたのは、シングル「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」のヒット後であり、エルトンとバーニーが初渡米し、ロサンゼルスの<トルバドール>で伝説的な米国ライヴ・デビューを飾り大成功を収めた後だが、実際に制作されたのはそれより前、つまり2人が初めてアメリカの地に足を踏み入れる前のことであった。その象徴的なセピア色のジャケットは、忘れ去られた西部を思い起こさせる。同アルバムには、エルトンとバーニー・トーピンの初期の代表曲「名高い盗賊の伝説」(原題: Ballad Of A Well-Known Gun)や「布教本部を焼き落とせ」(原題: Burn Down The Mission)、「過ぎし日のアモリーナ」(原題: Amoreena)を収録。
「遅れないでいらっしゃい(ジャズ・ヴァージョン)」
アナログ盤10インチ・シングル(完全5,000枚限定)
A面 - 「遅れないでいらっしゃい(ジャズ・ヴァージョン)」
B面 - 「名高い盗賊の伝説(DJMデモ)」
『エルトン・ジョン3』50周年記念盤
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