最後のツアーを発表。VRでの告知映像も公開。
2017年に活動50周年を迎えたエルトン・ジョンが、現地時間1月24日に最後のツアーとなる’Farewell Yellow Brick Road’を発表した。
このツアーは、2018年9月に始まり5大陸で300公演以上を予定、3年をかけ2021年に終了する予定となっている。このツアーに関してエルトンは「この路から降りる時がきました。これで私の人生の次の章を受け入れることができます」と語り、「私は17歳の頃から、色んなバンドで、そして1969年からはエルトン・ジョンとしてツアーを続けてきました。だから世界中のファンの皆さんに直接お礼を伝える時が来たと考えたんです。そしてさよならも。これは、もうクリエイティブな活動をやらないということではありませんが、世界中を旅することはないと思います」とその理由を話している。
またツアーの内容に関しては、「ライブで演奏することは私を刺激し、そして世界中の観客にむけて演奏し続けられることには熱狂しながらも感謝しています。最後のツアーに来られる長年支えてくれたファンの皆さんを楽しませるため、情熱と創造性を届ける計画をしています」と語っている。
この発表は現地時間1月24日にニューヨークのゴッサムホールからのライブストリーミングで発表され、その模様はYouTubeLiveで生中継され、180度のVR仕様でも中継された。現在でもその中継はここから見ることができる。
その中継内でも使用されたエルトンの過去の映像が約5分にまとめられたものが、360度VRで公開となっている。
エルトン・ジョンは、日本時間1月29日に行われる第60回グラミー賞に出演してマイリー・サイラスと共にパフォーマンスを披露する予定。その二日後には、「Elton John: I’m Still Standing—A GRAMMY Salute」と題されたエルトンのトリビュート・コンサートも行われ、そこではエルトンと彼の長年のソングライティングのパートナーであるバーニー・トーピンが「Recording Academy President’s Merit Award」を受賞する。このコンサートには、サム・スミス、ジョン・レジョンド、マイリー・サイラス、ケシャ、ミランダ・ランバート、リトル・ビッグ・タウン、クリス・マーティン、マレン・モリス、キース・アーバンが登場予定となっている。