2006年のニュース
■ダイアナ元妃の追悼コンサートで「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」を披露!?
既報の通り、’07年7月1日にロンドンの新Wembley
Stadiumで開催される、英ダイアナ元妃の没後10周年チャリティ・トリビュート・コンサートへの出演が決定したエルトン・ジョン。そのエルトンが、
もし主催者である英ウィリアム王子とヘンリー(ハリー)王子が望むのであれば、一度封印した「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」(※)を歌ってもいいと発
言しました。エルトンは、’97年9月6日にロンドンのウエストミンスター寺院で行なわれたダイアナ元妃の葬儀でこの曲を披露。その後、「公の場でのパ
フォーマンスは相応しくないので、2度と歌うつもりはない」と宣言していました。しかし今回は、ダイアナ元妃のトリビュート・コンサートということから、
「もし王子達が望むならば歌うよ。僕は彼らに任せる」と発言しています。
(※):元々は’73年、マリリン・モンロー(本名ノーマ・ジーン)のために書かれた曲。ダイアナ元妃が他界した’97年、歌詞を変更し、ダイアナ元妃に捧げる曲として再リリースされ、全世界で3500万枚を超える大ヒットとなった。
2006.12.20更新
■英ダイアナ元妃の没後10周年追悼チャリティ・コンサートへの参加が正式に決定
英ウィリアム王子とヘンリー(ハリー)王子の主催による、母親ダイアナ元妃の没後10周年チャリティ・トリビュート・コンサートの詳細が12月12日に
正式発表されました。故ダイアナ元妃の誕生日である7月1日(生きていれば46歳)、現在ロンドンに建設中の新Wembley
Stadiumで開催されるこのコンサートには、エルトン・ジョンの参加が決定。他に、Duran Duran、Joss
Stone、Bryan Ferry、Pharrell Williams、Andrew Lloyd Webber、English
National
Balletの出演が決定しており、出演ラインナップは今後も追加発表されていく見込みです。このコンサートは、新Wembley
Stadiumでの初コンサートとなり、全世界への生中継も計画されています。収益金は、王子達が運営しているチャリティ団体、
『Centrepoint』と『Sentabale』のほか、生前ダイアナ元妃が支援していた複数の団体に寄付されるということです。
コンサートへの参加が決定したエルトン・ジョンは、「母親の栄誉を称え、このようなコンサートを計画したウィリアム&ハリー王子を称賛いたしま
す。本当に素晴らしいイベントでパフォーマンスできることに、とても興奮しています。ダイアナは、僕の個人的な友人でもあり、大変に熱心なチャリティ活動
を行なった人物として、本当に称賛すべき方でもありました」とコメントしました。
なお、13日に発売されたこのコンサートのチケットは、わずか20分で完売。オークション・サイトの英eBayでは高額取引が相次いだため、故ダイアナ元妃に敬意を表する意味で、出品を取り消す措置が執られました。
2006.12.15更新
■英王子達が主催する故ダイアナ元妃のトリビュート・コンサートに出演か!?
英チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の間に産まれたご子息達、ウィリアム王子とヘンリー(ハリー)王子が、母親の逝去から10年目に当たる来年、大規模
なチャリティ・トリビュート・コンサートを計画していることが明らかになりました。故ダイアナ元妃の誕生日である7月1日(生きていれば46歳)、現在ロ
ンドンに建設中の新Wembley
Stadiumに約9万人を動員して開催されるこのコンサートは、世界中に生中継される予定だということです。また、コンサートへの出演者は、両王子が母
親の好みに自らの好みを加味して選ぶそうで、現時点でエルトン・ジョン(ダイアナ元妃の葬儀にも参加)、ザ・キラーズのほか、George
Michael、Madonna、Kylie
Minogue、Beyonce、Pharrellがオファーを受けている模様です。なお、英サンデー・ミラー紙によると、両王子は、”母親の人生と功績
をトリビュートする、明るく、楽しいコンサートにしたい”と望んでいるそうです。このコンサートの収益金は、ホームレスのためのチャリティ団体
『Centrepoint』など、生前ダイアナ元妃が支援していた複数の団体に寄付されるということです。
2006.11.29更新
■自身のエイズ基金のために、NYでチャリティ・ディナー・パーティを開催
エルトン・ジョンが、自身が主宰するエイズ基金の寄付金を集めるために、10月3日にニューヨークでチャリティ・ディナー・パーティを開催しました。エ
ルヴィス・コステロ&ダイアナ・クラール夫妻も出席したこのパーティには、各界から豪華セレブが大集合。Neal
Youngと同様にパフォーマンスを披露したエルヴィス・コステロは、妻のダイアナ・クラールを伴ってステージに登場し、パフォーマンス後にはエルトンと
熱い抱擁を交わしたそうです。
2006.10.06更新
■Bath & Body Works社との提携でホーム・プロダクツ・ブランドをスタート
エルトン・ジョンが、Bath & Body
Works社との提携で、キャンドルやフレグランスなどのホーム・プロダクツ・ブランド『Elton John Fireside Home
Collection』をスタートすると発表しました。このブランドは、エルトンが主宰するエイズ基金への寄付金を集めるために立ち上げられたもので、収
益の10%が寄付金に回されるそうです。商品は、キャンドルやポプリ、部屋用のコロン、ローション、シャワー・ジェルなどが企画されていますが、中でもオ
ススメ商品は、エルトン自身が自宅で使用している”Fireside
candle”で、ヴァニラ、コリアンダー、アニス、ヒマラヤ杉などが配合された、甘い香りのアロマ・キャンドルだということです。
2006.10.06更新
■『キャプテン・アンド・ザ・キッド』が全米アルバム・チャートで初登場18位を獲得
10月7日付けの米ビルボード総合アルバム・チャート(The Billboard
200)で、エルトン・ジョンのニュー・アルバム『キャプテン・アンド・ザ・キッド』(日本リリースは10月4日)が初登場18位を獲得しました。このア
ルバムは、リリース第1週に約3万7000枚のセールスを記録しています。
2006.09.29更新
■『キャプテン・アンド・ザ・キッド』が全英アルバム・チャートで初登場6位を獲得
9月24日付けの全英アルバム・チャートで、エルトン・ジョンのニュー・アルバム『キャプテン・アンド・ザ・キッド』(日本リリースは10月4日)が初
登場6位を獲得しました。これにより同アルバムは、エルトンにとって27作目の全英トップ10入りアルバムとなっています。
2006.09.27更新
■NY秋冬コレクションの幕開けを飾るイベント『2006 Fashion Rocks』に出演
ニューヨーク秋冬コレクションの幕開けとなるチャリティ・イベント『第3回 2006 Fashion
Rocks』が、9月7日にニューヨークのRadio City Music
Hallで開催されました(翌8日に米CBSテレビで放映)。エルトン・ジョンの企画によるこのイベントは、音楽とファッションをミックスしたもので、ブ
ラック・アイド・ピーズ、プッシーキャット・ドールズ、ボン・ジョヴィ、ネリー・ファータド、リアーナ、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、シザー・シスター
ズ、Christina Aguilera、Faith Hill、Jamie
Foxxなどがパフォーマンスを行ないました。出演者はすべてエルトンが選んでいます。
まず、イベントのオープニングを飾ったのはファーギーで、「ロンドン・ブリッジ」のパフォーマンスを披露。その後、ブラック・アイド・ピーズの他のメン
バーが加わり、「パンプ・イット」がプレイされました。プッシーキャット・ドールズの「ボタン」では、スヌープ・ドッグの代役として新人アーティストの
Jibbsがパフォーマンスに加わっています。ボン・ジョヴィは、まずジョン・ボン・ジョヴィがヴァイオリニストと共に「リヴィン・オン・ア・プレイ
ヤー」を歌い、その後にボン・ジョヴィとして「フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム?」が披露されました。ネリー・ファータドは、
Timbalandとのコラボで「プロミスキュアス~ふしだらなビート」や「マンイーター」を披露。リアーナは「SOS」を披露しました。他にも、ジェ
イ・ZがBeyonceの「Deja Vu」のパフォーマンスに参加。カニエ・ウェストは、自身のレーベル、G.O.O.D
Musicに所属する新人アーティスト、Farnsworth
Bentleyのお披露目のために出演を果たしました。そして、イベントのトリを務めたシザー・シスターズは、エルトンと共に「ときめきダンシン/I
Don’t Feel Like Dancin’」を披露しています。
この日は他にも、エルトンとのコラボによるパフォーマンスが行なわれ、リアーナは「あばずれさんのお帰り/The Bitch Is
Back」で、プッシーキャット・ドールズは「土曜の夜は僕の生きがい/Saturday Night’s Alright For
Fighting」でエルトンと共演しています。なお、このイベントの収益金は、エルトンが主宰するエイズ基金に寄付される予定になっています。
2006.09.15更新
■『ホテル・エルトン』にようこそ!?
シザー・シスターズのニュー・シングル「I Don’t Feel Like
Dancin’」(ニュー・アルバム『ジャジャ~ン!』収録:日本リリースは10月18日予定)にゲスト参加しているエルトン・ジョンが、シザー・シス
ターズのメンバーに対し、ロンドン滞在時はエルトンの自宅に泊まるよう命令(!?)しました。エルトンは彼らに高額なホテル代を支払わせたくないと思って
いるそうで、ホテルの代わりに、パートナーのDavid
Furnishと共に住んでいるウィンザーの彼の自宅に泊まればいいと考えているということです。この件について、エルトンの関係者は英デイリー・スター
紙に対し、次のように語っています。
「エルトンはシザー・シスターズと仲が良くて、特にジェイク(・シアーズ)とベイビーダディと親しいんだ。エルトンとDavidは自宅にゲストを招待す
るのが大好きだから、ロンドン滞在時には高級ホテルに泊まるのをやめて、空港からスーツケースを持ったまま直接エルトンの自宅に来ればいいと彼らに伝えた
んだよ」。
2006.07.14更新
■NYで開催されるチャリティ・コンサート『Fashion Rocks』への出演が決定
9月7日にニューヨークのRadio City Music Hallで開催されるファッション関係のチャリティ・コンサート『第3回
Fashion
Rocks』に、エルトン・ジョンが出演すると発表されました。エルトンがキューレーターも務めるこのコンサートでは、エルトン+ゲストという形式での共
演パフォーマンスが披露されるそうで、ゲストとして、カニエ・ウェスト、ネリー・ファータド、ブラック・アイド・ピーズ、ボン・ジョヴィ、シザー・シス
ターズ、リアーナ、プッシーキャット・ドールズ、Beyonce、Christina Aguilera、Tim McGraw、Faith
Hill、Jamie Foxx、Daddy
Yankeeなどが出演する予定です。ファッション面は、ヴェルサーチやカルヴァン・クラインとの仕事で知られるKCDがプロデュースを担当します。な
お、このコンサートの模様は、米CBSテレビで同日放映。チケットの売上金は、エルトンが主宰するエイズ基金に寄付されるということです。
2006.07.07更新
■Tony Bennettの80歳の誕生日を祝福するデュエット・アルバムに参加
U2のボノ、スティング、フアネス、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラールが、Tony
Bennettの80歳の誕生日を祝福するニュー・アルバム『Duets - An American
Classic』に参加しました。アメリカで9月26日にリリースされるこのアルバムは、全曲Tonyとのデュエットが収録された作品で、他にBarbra
Streisand、James Taylor、Paul McCartney、John Legend、Billy Joel、George
Michaelなど、大物アーティストばかりが参加しています。レコーディングは、ロサンゼルスの伝説のスタジオ、キャピトル・スタジオAで、すべてTonyと一緒に行なわれました。
各アーティストがデュエットした楽曲は以下の通りです。
U2のボノ:「I Wanna Be Around」
スティング:「Boulevard Of Broken Dreams」
フアネス:「The Shadow Of Your Smile」
スティーヴィー・ワンダー:「For Once In My Life」
エルトン・ジョン:「Rags To Riches」
エルヴィス・コステロ:「Are You Havin’ Any Fun?」
ダイアナ・クラール:「The Best Is Yet To Come」
2006.06.14更新
■UKのMojo誌主催のアウォーズで”Mojo Hall Of Fame”入り
UKの音楽雑誌『Mojo』が主催する『Mojo Music Awards 2006(Mojo Honours List
2006)』の授賞式で、エルトン・ジョンが”Mojo Hall Of
Fame”入りを果たしました。これは、エルトンの約40年にわたる音楽活動と、現在の音楽シーンに貢献したことが認められての授与となっています。な
お、6月5日にロンドンのShoreditch Town
Hallで開催された授賞式には、現在UKツアー中のジョン・ボン・ジョヴィも駆け付け、エルトンの栄誉を称えていました。
2006.06.07更新
■Allen Toussaintとのコラボ・アルバムを全米で6月6日にリリース
エルヴィス・コステロとAllen Toussaintのコラボレーションによるアルバム『River In
Reverse(原題)』の全米リリース日が6月6日に決定しました。Joe
Henryをプロデューサーに迎え、Toussaintの故郷ニューオーリンズとロサンゼルスで約2週間かけてレコーディングされたこのアルバムには、Toussaintの名曲「Nearer
To You」「Tears, Tears and More Tears」「Who’s Gonna Help Brother Get
Further?」と、新たに2人が書いた新曲を収録。5曲の新曲「Ascension Day」「The Sharpest
Thorn」「Broken Promise Land」「International Echo」「Six-Fingered
Man」は、昨年10月にニューヨークで2人により書かれた曲だということです。そして、タイトル曲の「River In
Reverse」は、コステロが昨年9月24日に書き、その日の夜にニューヨークで開催されたカリケーン・カトリーナ被災者救済コンサートで初披露されました。
なお、このアルバムには、コステロのバック・バンド、The
Impostersのほか、Toussaintのホーン・セクションとバック・ギタリストが参加。コステロはギターを、Toussaintはピアノをプレイしています。
また、2人は、6月に一緒にツアーを行なおうと計画しているそうです。
2006.03.24更新
■エルトンが『アカデミー賞』授賞式後に恒例のチャリティ・パーティを開催
アメリカ最大の映画賞『アカデミー賞』授賞式後に毎年開催されている、エルトン・ジョン主催のエイズ基金チャリティ・パーティ『第14回
Elton John AIDS Foundation Oscar
Party』が今年も開催され、プリンス、イヴ、ジェイミー・カラム、リンジー・ローハン、メアリー・J.ブライジ、パウリナ・ルビオ、ダイアナ・クラー
ルなどが出席しました。3月5日にロサンゼルスのPacific Design Centerで開催されたこのパーティには他に、Macy
Gray、Anastasia、Ozzy Osbourne夫妻、Michael Bolton、Nile Rodgersや、俳優のBen
Stiller、Carmen Electra、Diane Warren、Elisha Cuthbert、Sharon
Stone、Willem Dafoe、Salma Hayek、映画監督のGeorge Lucas、モデルのHelena
Christensen、Paris Hilton、デザイナーのDonatella
Versaceなど、2000人以上のセレブが出席。トリノ冬季オリンピックで活躍した米メダリスト、Sasha
Cohen(フィギュアスケート)、Shaun”The Flying Tomato”White(スノーボード)、Apolo Anton
Ohno(ショートトラック)も招待されました。今年はエルトン以外にJohn
Legendがパフォーマンスを行なったそうで、エルトンとの共演による「ロケット・マン」も披露されました。なお、チャリティ・オークションでは、当日
エルトンがプレイした赤いピアノも出品され、女優のSharon
Stoneが17万ドル(約2000万円)で落札したということです。パーティやオークションの収益金は、エルトンが主宰するエイズ基金『Elton
John AIDS Foundation』に寄付されます。
2006.03.08更新
■『Billy Elliot』が『Laurence Olivier Awards』で最多9部門にノミネート
ロンドンで上演されたミュージカルや舞台の中から、優れた作品を称える賞『第30回 Laurence Olivier
Awards』のノミネーションが発表され、エルトン・ジョンが音楽を担当したミュージカル『Billy
Elliot』が最多9部門(”Best New Musical””Best Actor In A Musical””Best
Director”など)にノミネートされました。授賞式は、2月26日にロンドンのHilton
Hotelで開催される予定です。
2006.01.20更新
■シザー・シスターズのニュー・アルバムにゲスト参加
現在制作中のシザー・シスターズのニュー・アルバムに、エルトン・ジョンがゲスト参加しているそうです。エルトンはシザー・シスターズのニューヨークの
スタジオに足を運び、レコーディングを行ないました。メンバー自身がプロデュースしているこのアルバムには、他にも数人のゲストが参加しているということ
です。また、スタジオには、デフ・レパードのメンバーも訪れたそうです。
2006.01.13更新