商品紹介
昨年と今年のザルツブルク音楽祭でライヴ録音された濃密な歌曲
エリーナ・ガランチャは歌曲を「最も内面的な形の音楽表現」ととらえ、この2つのザルツブルクのコンサートで、これらのオーケストラ伴奏の歌曲の内面性を表現し、音楽の本質に立ち返っています。ガランチャの艶のある低い声域と、楽々と発せられる高音で、多彩な描写を探り、完璧な歌詞のアーティキュレーションと濃密な情感を聴き手に印象付けています。ティーレマンの指揮がソリストとオーケストラの間のバランスを公平に保ちながら、その個性的な声の力にオーケストラの響きの音色と深みを与え、これらの歌を濃密なアリアに変えています。
曲目
[C D]
ワーグナー:《ヴェーゼンドンク歌曲集》 WWV 91(管弦楽編:F.Motti[1-4]、ワーグナー[5])
1
第1曲: 天使
I. Der Engel (Orch. Mottl)
2
第2曲: とまれ
II. Stehe still (Orch. Mottl)
3
第3曲: 温室にて
III. Im Treibhaus (Orch. Mottl)
4
第4曲: 悩み(心痛)
IV. Schmerzen (Orch. Mottl)
5
第5曲: 夢
V. Träume
マーラー:《リュッケルトの詩による5つの歌曲》(管弦楽編:マーラー[6, 8-10]、M.Puttmann[7])
6
第1曲: 私は仄かな香りを吸い込んだ
I. Ich atmet' einen linden Duft
7
第2曲: 美しさゆえに愛するのなら
II. Liebst Du um Schönheit (Orch. Puttmann)
8
第3曲: 真夜中に
III. Um Mitternacht
9
第4曲: 私の歌を覗き見しないで
IV. Blicke mir nicht in die Lieder
10
第5曲: 私はこの世に捨てられて
V. Ich bin der Welt abhanden gekommen