- ヒット・ミー
- この曲は、僕たちが初めて書いた曲。最初から所謂「普通の」ポップ・ソングだったのだけれど、2回アレンジしてやっと僕たちが求めていたものになった。オリジナル曲のアレンジ・スタイルという観点から言うと、ブレイクスルーになった曲で、古いダーティ・ループスと新しいダーティ・ループスをつなげる曲でもある。
- セクシー・ガールズ
- クラブ・ビートで始まって、壮大なブレイク・ダウン・コーラスで終わる。クラブっぽいバイヴスがある曲なんだけれど、僕たちはクラブとかに殆ど行かないから、皮肉な歌詞にしたかった。ここでぶっちゃけ言っちゃうと、ミュージシャンっていうのはダンスが下手なんだよ!(笑)
- サヨナラ・ラヴ
- これもやはりグルーヴ感のあるヴァースで始まる曲で、重厚でエレクトロニックなミッド・テンポ・グルーヴになってから、壮大なコーラスに持って行きたかった。歌詞については、『キル・ビル』を東京から上海に向かう飛行機の中で見たこともあって、最後の侍のシーンにインスパイアされている。
- テイク・オン・ザ・ワールド
- この曲については、下流に脈打つようなパターンが伴うような雰囲気を作りたくて、彩りを添えるためにオーケストラを入れた。この曲も、僕たちが初めてアレンジした2曲の要素を持っていることもあって、僕たちにとっては特別な曲。
- ダイ・フォー・ユー
- どんなアルバムにも着火剤のようなコーラスがある曲が必要だよね。それをDirty Loopsスタイルで実現したのがこの曲。お爺ちゃんのステレオでかけたら壊れてしまうこと確実!!
- イット・ハーツ
- ずっとパワフルなバラードが欲しくて、それが出来たからには躊躇することなく思い切りやった。本格的なセリーヌ・ディオン・スタイルにすべく、ミックスにオーケストラを入れたんだ。
- ロスト・イン・ユー
- この曲は下着姿でアーロンの家のソファに座っていた時に書いた。若干アップビートでミッド・テンポの曲で、バラードから引き取った後に建直している。世界一のホーン・セクションの演奏も入っていて、アレンジはジェリー・ヘイ。彼らにアルバムに参加して貰えたなんてまるで夢のようだった!!
- ウェイク・ミー・アップ
- 勝算が高いコンセプトをわざわざ変える必要なんてないだろう、って?でもどうしてもやらなきゃいけなかった。カヴァー曲ではあるのだけれど、アートっぽいカントリーに仕上げた曲。ちょっと違う風景を描いている。これまでやった中で一番調和がとれていて、スタイルのある曲になっている。曲の始まりは現在で、そこから僕たちがスタートしたところまで遡って行く旅を描いているんだ。
- アクシデンタリー・イン・ラヴ
- これまでにやったことのなかったことがやりたかった。エレクトロニック、ゴスペル、モータウン、これら全てをごった煮にした上で、更にクスリ漬けにした感じの曲!聴くたびに新しい発見がある曲!
- ザ・ウェイ・シー・ウォークス
- リフは、この旅のきっかけとなったカヴァー曲から盗んで、それに少しを捻りを加えている。仲間であるスウェード、イングウェイ・マルムスティーンの言葉を借りてこの曲を一言で表現するなら、少なくすることでどうして増やせるっていうんだ?増やすっていったら増やすしかありえないだろう!だね。
- クラッシュ・アンド・バーン・デライト
- この曲は、僕たちのマネージャーのロスのホーム・シアターで書いた。ダメになっていく恋愛の中で一緒に過ごす最後の夜のほろ苦い感じを描く、オーガニックでむき出しのフィーリングがあるバラードになった。
- ローラー・コースター
- これば僕たちのグランド・フィナーレだったからド派手にいきたかったんだ!