BIOGRAPHY
Daniel Harding ダニエル・ハーディング (指揮)
イギリス・オックスフォード生まれのダニエル・ハーディングは、世界で最も注目されている若手指揮者の一人である。1994年サイモン・ラトルのアシスタントとして指揮者のキャリアをスタートさせ、その後、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとした世界の名門楽団で客演を重ねている。現在はスウェーデン放送交響楽団の音楽監督、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席指揮者、ロンドン交響楽団の首席客演指揮者のポストにある。レパートリーは古典から現代音楽までと幅広い。2007年よりドイツ・グラモフォンとの専属録音契約を結び、2008年2月にウィーン・フィルを指揮したマーラー:交響曲第10番を発売した。2008年11月にはウィーン・フィル定期演奏会に再登場し、ブラームス:交響曲第2番他を指揮する。2002年には、音楽活動での功績が高く評価され、フランス政府よりシュバリエ芸術文化勲章が授与された。