BIOGRAPHY

宮田 大 (みやた だい) チェロDai _Bio

1986年栃木県宇都宮市に生まれる。

第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、同時に増沢賞(全部門を通じて最も印象に残った演奏)、徳永賞(チェロ部門最優秀賞)、岩谷賞(聴衆賞)を受ける。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツでは方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。

09年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われるパリ市主催の第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。

10年第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。

出身地の栃木県での受賞歴も華やかで文化部門では初めての栃木県知事特別賞を受賞、栃木大使に任命される。

桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。’09にジュネーヴ音楽院を卒業、現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソン氏に師事している。

これまでにチェロを宮田豊、倉田澄子の各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤング、ジュネーブ音楽院でガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。また、ミケランジェロカルテット、ジュリアードカルテット、ゲバントハウスカルテット、バルトークカルテット、上海カルテットなどに指導を受ける。Jupiter Quartet Japanのメンバーであり、CHE TRIOでも活動した。

16歳で小澤征爾指揮で協奏曲を演奏。サイトウ・キネンオーケストラに参加している。

室内楽では、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する演奏家と共演する。 ソロでは第22回〈東京の夏〉音楽祭、クロンベルグ・チェロ・フェスティヴァル、武生国際音楽祭、ベートーヴェン音楽祭(ボン)、イタリアのクレモナで開催された第1回「ヴィルトゥオーゾ」に招待される。サンクトペテルブルグでは数回音楽祭に参加し、日本の曲を初演する。

協奏曲をパリ管弦楽団、フランクフルトシンフォニエッタ、栃木県交響楽団、セントラル愛知交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団等と共演している。