Regeton -ss

レゲトンとは・・

2004年夏からニューヨークのクラブ・シーンで急激な盛り上がりを見せている音楽、それがレゲトン(REGGAETON)。プエルトリカンが中心となって展開しているプエルト・リコ産のレゲエ×ヒップホップ!

70年代からNYに興ったブレイキング(ブレイクダンス)やグラフィティなどのヒップホップ・カルチャーを支えてきたクリエイターやラッパーにはラテン系のアーティストが多く見られ、現在もN.O.R.E.やFAT JOEといったプエルトリカンのヒップホップがヒップホップ・ゲームを大いに賑わせているの周知のとおり。

2000年頃からプエルト・リコ国内で盛り上がりを見せつつあった独自のダンスホール・レゲエを彼らなりに「トン」を付けたのがネーミ ングとしての始まりのようだ。その後ルーニ―・チューンズらのクリエイターによってワンウェイ・タイプのリズムが確立していったと思われる。

N.O.R.E.の「オイェ・ミ・カント」がレゲトン・アンセムとしてアメリカ全土のラジオ局でプレイされたことに端を発しダディー・ ヤンキーや、ドン・オマールといった本土のレゲトン・アーティスト達も脚光を浴びるようになった。ヒップホップの誕生から20数年を経て本国で大ブレイク した『レゲトン』が北米で在米プエルトリカンによって紹介されるという逆輸入現象となった。

ヒップホップのヒット曲の多くになぜかレゲトンMIXバージョンがあって、そのほとんどがブートレグ盤だったりする。日本でもヒップ ホップやR&B系のDJ達が昨年の夏頃からプレイし始めた。特にアナログ・レコード・ショップではレゲトン・コーナーが出来るほどの盛り上がりを 見せていて、MIXテープなどがストリートで販売されている。

新ジャンル、レゲトンは2005年夏日本でブレイク!?

USのヒップホップ・シーンで大盛り上がりのレゲトンは日本でもブレイクし始めています。
『ダディー・ヤンキー/ガソリナ』、『NORE/オイェ・ミ・カント』等はクラブDJが盛り上げソングの定番としてプレイしています。
【チャート・アクション】
【シングル】

N.O.R.E. / オイェ・ミ・カント ビルボード12位
ダディー・ヤンキー / ガソリナ ビルボード32位
【アルバム】
ダディー・ヤンキー/ガソリ―ナ(原題バリオ・フィーノ)
ビルボード・ラテン・アルバムチャ―ト首位独走中