「警察の暴力」をテーマにMTV EMAでパフォーマンスを披露

2020.11.10 TOPICS

現地時間11月8日(日)に開催された、ヨーロッパ最大の音楽の祭典「2020 MTV EMA(ヨーロッパ・ミュージック・アワード)」で、全米NO.1ラッパーのダベイビーがパフォーマンスを行いました。ダベイビーは、2020年通算7週に渡って全米シングル・チャートの1位を獲得した大ヒット曲「ロックスター feat. ロディ・リッチ」に加え、最新アルバム『ブレイム・イット・オン・ベイビー (デラックス)』 に収録される「ブラインドfeat. ヤング・サグ」と「プラクティス」の3曲をメドレーで披露。

DaBaby - “ROCKSTAR / Blind / Practice” Live | MTV EMA 2020:

パフォーマンスは、車に乗っていたダベイビーが警察官によって引きずり降ろされ、乱暴に押さえつけられるシーンからスタート。スマホでその現場を撮影しようとする通行人に囲まれた後、画面が暗転して裁判所で証言を行う姿が映し出されます。裁判官や陪審員に近づいて警備員に捕まりそうになったダベイビーは、裁判を後にし、マイクを持ったインタビュアーに囲まれ取材に応じるという内容。

今年6月には、これまでに自身が体験した理不尽な扱いを歌詞に盛り込んだ「ロックスターfeat. ロディ・リッチ(BLM・リミックス)」をリリースしたダベイビー。ラック・ライヴズ・マターとリンクした内容が話題を呼んだ上、同曲を警察官による拘束中に亡くなったジョージ・フロイド氏の最期を表現したパフォーマンスとともに披露し、国内外から注目を集めました。