今年初となる新曲を発表。「リーヴ・ハー」、「2016」が収録された2枚組シングルを本日リリース
2023年2月9日、18歳のスーパースターd4vd(読み:デイヴィッド)が2024年初となる2枚組シングル 『ウィザーリング』をリリースした。
『ウィザーリング』には 「リーヴ・ハー」と 「2016 」の最新曲2曲が収録されており、ビジュアライザーも公開された。
「リーヴ・ハー」リリック・ビデオ
「2016」リリック・ビデオ
「リーヴ・ハー」は、恋愛の美化に対する明るくも切ない考察である。この曲でd4vdは、リバーブのかかったギター・ループとロック風のドラム・ビートにのせて、自分に好意を向けてくれない相手との恋について歌っている。
一方「2016」では、d4vdがさらにポップ・ロックの感性に磨きをかけた楽曲。このノスタルジックなトラックは、d4vdが8年前の自分を振り返りながら、力強いエレキギターのフックにのせて急激に成長していく感覚とシンプルな時代への憧れが表現されている。
「リーヴ・ハー」についてd4vdは次のように語っている、「この曲は、2人の関係における愛の不均衡と、彼の彼女に対する愛情の方が強かった結果、彼が最終的に彼女の元を去らなければいけなくなったことに触れている。この曲を世界中のみんなと共有できることにとてもわくわくしているよ。というのも恋愛が美化されすぎている時代で、すべてが完璧でなければ上手くいかないと思われているからだ。多くの人がこの曲に書かれているような経験をしているように感じるんだ。」
また、「2016」についてd4vdは、「この曲は、無意識のうちに人間関係に振り回される曲作りの習慣から少し離れるために書いたんだ。僕の思う2016年って当時のトレンドやテクノロジーを見ても過去10年で最高の年のひとつと考えられているだろ。だから僕は、楽曲のスタイルからユニークなヴォーカル・アプローチに至るまで、時代と自分の成長期のグランジーで硬質な感じを書きたかった。2000年代初頭を懐かしみながらも、新しさや楽しさを感じられるようなものをね。」と語っている。