BIOGRAPHY
コリン・ヴァロン / Colin Vallon
1980年スイス、ローザンヌ生まれ。
クラシック音楽を2年間学んだ後、14歳でジャズ・ピアニストのマーク・ユイターに師事した。
18歳でスイス・ジャズ・スクールに入学し、シルヴァノ・バザン、ウィリアム・エヴァンス、マニュエル・ベルッチ、ベルト・ジョリスに師事。
1999年に自身のトリオを結成し、2005年にアルバム『Les Ombres』でデビュー。
この頃より、独自のプリペアド・ピアノのテクニックを発展させていく。
2005年1月、ニューヨークのギタリスト、カート・ローゼンウィンケルとのトリオでスイスのディアゴナル・フェスティバルのオープニングを飾り、同年コントラバスのパトリス・モレ、ドラムのサミュエル・ローラーと新たなトリオを結成。2007年『Ailleurs』をリリース。2011年にはトリオの3作目となる『Rruga』でECMデビューを果たす。
2012年、ローラーに代わり、ドラマー、ジュリアン・サルトリウスがトリオに参加。2014年『Le Vent』、2017年『Danse』をリリース。
2009年よりベルン芸術大学で教鞭をとる中、作曲家として、舞台、ダンス、映画音楽などでも活躍。
2020年には、トランペット奏者のMatthieu MichelとドラマーのJorge Rossyと新プロジェクトを立ち上げるなど、活動の幅を拡大中。