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オーラヴル・アルナルズ
1986年11月3日アイスランド・モスフェットルスバイル生まれ。8歳で音楽のレッスンを開始し、祖母の強い影響でショパンの音楽に親しむようになる。アイスランドの大学でクラシックを学んだ後、ハードコア/メタル・バンドのドラマーとして音楽活動を開始。ドイツのメタル・バンド「ヘヴン・シャル・バーン」の依頼でアルバム『Antigone』のイントロとアウトロを器楽で作曲したのがきっかけとなり、クラシカルな作風に基づいた音楽を志向するようになる。2007年、ストリングスとピアノを中心としたクラシカルな編成に躍動感あふれるエレキギターとドラムを重ね合わせた1stアルバム『Eulogy for Evolution』を発表し、ポスト・クラシカルの新たなる旗手として大きな注目を集める。2009年には1日1曲ずつピアノの新作を作曲、それを1週間にわたってネット上で発表するプロジェクトに挑み、のちに『Found Songs』というタイトルでEPリリースした。2010年には2ndアルバム『…And They Have Escaped The Weight Of Darkness』をリリースし、中国を含む大規模なワールドツアーを敢行。また、坂本龍一のフロントアクトを務めた縁で、2011年の東日本大地震被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」に自身初のヴォーカル曲「Old Skin」を楽曲提供した。2013年にはマーキュリー・クラシックスと専属契約を結び、友人ニコ・ミューリーがオーケストラ・アレンジを担当した3rdアルバム『フォー・ナウ・アイ・アム・ウィンター』をリリース。2015年にはアリス=紗良・オットをコラボレーターに迎え、長年に渡って敬愛するショパンの音楽をリコンポーズ(再作曲)/デコンストラクション(脱構築)した4thアルバム『ショパン・プロジェクト』をリリースした。
近年は映画『アナザー・ハッピー・デイチ~殺意の街~』(2013~、BAFTA最優秀テレビ作曲賞受賞)など、映像音楽の作曲でも活躍。影響を受けた作曲家にショパンのほか、バッハ、ショスタコーヴィチ、フィリップ・グラスを挙げている。2014年初来日。
レーベル公式サイト:/olafur-arnalds/
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