UKのコンポーザー/DJ/プロデューサー、クラーク、本日映画『Daniel Isn’t Real』のオリジナル・サウンドトラックをデジタルリリース!「Isolation Theme (Thom Yorke Remix)」にはトム・ヨークが参加!
世界的なエレクトロニカの作曲家であるクラークが、アダム・エジプト・モーティマー監督のサイコ・ホラー映画『Daniel Isn’t Real』のオリジナル・サウンドトラック(エクスパンデッド・エディション)を本日リリース。先行配信中の「Isolation Theme (Thom Yorke Remix)」にはレディオヘッドのトム・ヨークが参加している。
「クラークの〈Isolation Theme〉のスコアを起用して、今までにない静寂の中へ入っていく瞬間を再現しました。それを破壊されてゆく波形のように、ある意味単純化し、それがどれほど恐ろしいものになったかに驚きました」。―トム・ヨーク
「『Daniel Isn’t Real』の制作を始めたのは、トムのトラック〈The News〉のリミックスを依頼された頃だったので、今回彼が僕の曲をリミックスしてくれたことで、このエクスパンデッド・エディションの最後を締めくくることは、うまく循環性を持っていた。彼のリミックスにMIDIがどれだけうまく活かされているかに驚きました。基本的な音符の情報が、良い形をしていれば、複数のヴォイシングに伝達でき、元の音源はいくらでも代替可能なのです」。
―クラーク
映画『Daniel Isn’t Real』は、歓喜と恐怖の両方を想起させるサイコスリラー映画。カルト・ヒット映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』や『カラー・アウト・オブ・スペース-遭遇-』の製作陣によるもので、テキサス州オースティンで開催された2019年のSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)でプレミア上映され、絶賛を浴びた。マイルズ・ロビンズ(ティム・ロビンズとスーザン・サランドンの息子)やパトリック・シュワルツェネッガー(アーノルド・シュワルツェネッガーとマリア・シュライバーの息子)が出演している。
クラークは本サウンドトラックについて、「このレコードは私の最高傑作の一つです。オーケストラとエレクトロニクスを融合させるための新たな道が、このレコードの中にあります。ハーモニーの中には、暗くて珍しいエネルギーと多様性があります。『Body Riddle』や『Iradelphic』のようなアコースティック楽器を使った実験の続きですが、実際はMr.Oizo (カンタン・デュピュー)、バーナード・ハーマン、セロニアス・モンクを融合させたようなものです。」と説明する。
■クラーク(Chris Clark)
プロデューサー、コンポーザーとして18年間音楽とサウンドに携わる。これまでに9枚のソロ・アルバムを発表。さらに、トム・ヨーク、マックス・リヒター、マッシヴ・アタック、デペッシュ・モードのリミックスをリリースしたことに加え、すでに映画、テレビ、ダンス、ゲームの作曲家としても称賛されており、『The Last Panthers』(サマンサ・モートンとジョン・ハート主演)、『Rellik』、『Kiri』(サラ・ランカシャー主演)などの作品の音楽も担当している注目の音楽家。
■作品情報
『Daniel Isn’t Real』(Expanded Edition)
10月9日デジタル・リリース
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(収録曲)
01 ‘Luke Entering’
02 ‘Spiral Crackerjack’
03 ‘You’re Pulling My Face Off’
04 ‘I’m Pulling My Face Off’
05 ‘Tickling A Nutter’
06 ‘Volatile’
07 ‘Realm Promo’
08 ‘Cassie Falling’
09 ‘Diamond Body’
10 ‘Mumanguish’
11 ‘Snowflake Banger’
12 ‘Experts In Light’
13 ‘Isolation Theme (Thigpen)’
14 ‘Isolation Theme 2’
15 ‘Amor’
16 ‘Abyss Thick And Wide’
17 ‘Luke Falling’
18 ‘Isolation Theme’ (Thom Yorke Remix) – new bonus track
19 ‘Creel Etude’ – new bonus track
20 ‘Amor’ (C.B. Rework) – new bonus track