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エリック・サティ
1866年5月17日フランス・オンフルール生-1925年7月1日パリ没。「3つのジムノペディ」(1888)や「3つのグノシエンヌ」(1890)といった珠玉のピアノ曲が有名なサティは、多くの研究者たちによって「ミニマル・ミュージックの元祖」と評され、ほぼ1世紀の時間を隔てたポスト・クラシカル(ネオ・クラシカル)の美学にも大きな影響を与えた側面を持つ。もともとサティ以前にも、オスティナートやグラウンド・バスといった反復を特徴する音楽語法、あるいは永久にループ演奏が可能な常動曲などは存在したが、反復そのものに意味を与えた作曲家は、西洋音楽史上おそらくサティが最初である。840回もの繰り返しが楽譜に指定されていることで有名な「ヴェクサシオン」(1893-94頃)は1963年、ジョン・ケージら12人のピアニストの交代演奏によって初演(演奏時間約18時間)。2007年にはマイケル・ナイマンやギャビン・ブライヤースらミニマル・ミュージックの作曲家たちも完全演奏にチャレンジしている。さらにサティは、聴衆が意識的に音楽を聴くことを前提としない室内楽曲「家具の音楽」(1920)を作曲したが、一種のBGM(環境音楽)を目指したと言える彼の方法論は1970年代のブライアン・イーノにも影響を与え、イーノがアンビエント・ミュージックを始める大きなきっかけのひとつとなった。パリ音楽院中退後、カフェ・ピアニストのアルバイト生活を続けながら「ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)」(1900)のようなシャンソンの名曲を残したり、ピカソやコクトーといった芸術家と交流を深めながら現在で言うところの「コラボ」に挑んだり、ルネ・クレール監督の実験映画『幕間』(1924)では作曲に加えて出演も果たすなど、20世紀初頭パリのアート・シーンとエンタテインメント・シーンを股にかけて活躍したサティの生き方は、21世紀のポスト・クラシカルの作曲家たちの生き方にも重なるところが多い。
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