BPO × DG 世紀の名盤100
■第2回発売 10月16日発売 40タイトル
『絶対的カリスマ、フルトヴェングラーとモノラル期の巨匠たち、今なお人気根強いベーム、クーベリック、他』
★ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954):1822年~1945年にベルリン・フィル常任指揮者、1952年~1954年に終身指揮者を務めた20世紀前半を代表するカリスマ指揮者。燃焼度の高い演奏で絶対的な人気を博し、死後60年を経た現在でも熱狂的支持者の心を捉えて離さない。
★近衛秀麿(1898-1973):日本の指揮者・作曲家。元子爵。元貴族院議員。山田耕筰から作曲を学ぶ。1923年ヨーロッパに渡り、指揮をE.クライバーに学ぶ。1924年、ベルリン・フィルを自費で雇いヨーロッパ指揮者デビュー。我が国の交響楽運動を先頭になって推進したパイオニアで「おやかた」の愛称で親しまれた。
★カール・ベーム(1894-1981):ある意味流麗で洗練されたカラヤンと対極をなした地味で朴訥な指揮姿。スコアに忠実な職人気質の演奏は非常に厳格で構築性の高いものであったが、晩年は滋味溢れる演奏で、特に日本での人気が高く、アンチ・カラヤン派からカラヤンに対抗するドイツ正統派として神格化された。
★ラファエル・クーベリック(1914-1996):チェコ出身、ドイツで活躍した指揮者。1948年、チェコの共産化に反対し西側に亡命した。スメタナやドヴォルザークなど、チェコ音楽のほかドイツ・オーストリア音楽を得意とした。
★ロリン・マゼール(1930-):フランス出身のアメリカ人指揮者。8歳でニューヨーク・フィルで指揮者デビューし、10代半ばまでに全米メジャー・オケのほとんどを指揮した。1960年、バイロイト音楽祭に史上最年少デビュー。ベルリン・フィルには1950年代半ばから録音を行い、カラヤンの後任の最右翼と目されていたが、そのポストに就くことは叶わなかった。
アーティストで絞り込み