クラシック界で最も偉大な6人の作品をリワークしたアルバムをリリース!
ドイツのコンセプチュアル・アーティスト/作曲家のクリスチャン・レフラーが、<J.S. バッハ、ベートーヴェン、ショパン、ワーグナー、スメタナ、ビゼー>の楽曲をリワークしたアルバムを2021年2月12日にリリースすることを発表、デジタルのプリオーダーがスタートしました。
クラシックの老舗レーベルであるドイツ・グラモフォンとGoogle Arts & Culture の共同修復プロジェクト「シェラック・プロジェクト」により、1930年代まで主流だったアナログ・レコードの多くがデジタル化、リマスターされました。レフラーは、ドイツ・グラモフォンの誘いとGoogle Arts and Cultureの支援を得て、このプロジェクトに参加、偉大な6人の作曲家の作品をリワークすることに。
今作『Parallels: Shellac Reworks』には、ライプツィヒの聖トーマス教会の聖歌隊が歌うバッハ〈汝エホヴァがためにわれは歌わん〉や、子供の頃、母親がよく聴いていたというワーグナー〈パルジファル〉など、あまり知られていない楽曲から大作までを収録しています。
また、12月12日(現地時間)に、ベートーヴェンの生誕250周年を記念してドイツのボンにあるベートーヴェン・ハウスで行われる「YellowLounge」の配信ライブに出演、ベートーヴェン作品をリワークした楽曲を生演奏する予定です。
レフラーは、ベートーヴェン作品について「録音を聴いていて思ったのは、この音楽の中には、実際にはとても人間的で親しみやすいものがあるのに、何十年もかけて再生したり、考え直したりしているうちに、どこか心もとないものになってしまっているものがあるんじゃないか、ということです。私はそれを非常に基本的な感覚に戻したいと思ったのです」と語っています。
▽リリース情報
『PARALLELS: SHELLAC REWORKS』
2021年2月12日発売
▽「Yellow Lounge」情報
2020年12月12日(土)22:00(中央ヨーロッパ時間)
[日本時間12月13日(日)午前6時]
視聴はこちら:www.yellowlounge.com
「Yellow Lounge」は、ドイツ・グラモフォンが、“一流の音楽を気軽に楽しむ”というテーマのもと、コンサート・ホールを抜け出してクラブをはじめとした様々な会場で実施している新コンセプトのイベント。