今年9月、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」で行われたシャルル・デュトワ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによる公演のライヴ録音が12月29日(水)配信リリースされることが決定した。

日本を代表する指揮者、小澤征爾が総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」は、サイトウ・キネン・オーケストラを中心に、世界から優れた音楽家が集結するフェスティバルとして、世界的に注目を集めている音楽祭。

今年は、コロナウイルス感染拡大の影響で全公演の中止が発表される中、「フェスティバルを楽しみにしてくださっていたすべてのお客様にサイトウ・キネン・オーケストラの音を届けたい」という総監督 小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラの想いから、世界的指揮者、シャルル・デュトワが来日。予定されていたプログラムが演奏され、9月3日(金)と5日(日)の2日間、 ノーカットで全世界無料配信された。配信時は、29の国と地域からアクセスが殺到。この2日間の延べ視聴者数は12万人を超え、大きな反響を呼んだ。

今回配信されるのは、その公演で演奏された楽曲。ラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーと、シャルル・デュトワが得意とし、人気のレパートリーとなっている。

『2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル』シャルル・デュトワ / サイトウ・キネン・オーケストラ

2021年12月29日(水) デジタル配信

♪DL・ストリーミング
※配信後有効

【作品内容】
ラヴェル： 組曲《マ・メール・ロワ》
I. 眠りの森の美女のパヴァーヌ
II. 一寸法師
III. パゴダの女王レドロネット
IV. 美女と野獣の対話
V. 妖精の園
ドビュッシー： 《海》～3つの交響的スケッチ～
I. 海の夜明けから正午まで
II. 波の戯れ
III. 風と海との対話
ドビュッシー： 牧神の午後への前奏曲
ストラヴィンスキー： バレエ組曲《火の鳥》（1919年版）
I. 序奏
II. 火の鳥とその踊り
III. 王女たちのロンド（ホロヴォート）
IV. カスチェイ王の魔の踊り
V. 子守歌
VI. 終曲

サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮： シャルル・デュトワ
録音： 2021年9月3日（金） キッセイ文化ホール（長野県松本文化会館）