BIOGRAPHY

セレステ・エピファニー・ウェイト(英語表記: Celeste Epiphany Waite)は、1994年5月5日生まれのイギリス人シンガー・ソングライター。ブリティッシュ・ソウルとR&B色が混じったジャズ調な楽曲を特徴とするセレステは、16歳の時に自身初のオリジナル楽曲「Sirens」をYouTubeに載せる。亡き父へ向けたこの楽曲については、“なにかに没頭したくて、音楽を作っていたの”と語っている。この楽曲をマネージャーが見つけ出し、その才能が発掘されることとなった。

2017年にデビューEP『The Milk & the Honey』をリリー・アレンが立ち上げたレーベルよりリリース。2018年にポリドール・レコードとサインし、セカンドEP『Lately』をリリースする。同年9月にシングル「Strange」をリリースし、この作品が米・Guardianや英・NMEなどを含む主要音楽メディアから一躍注目を浴びることとなった。その後、過去にサム・スミスやジェイムズ・ベイなどの本格派アーティストがこれまで受賞してきた、イギリス最高峰の音楽賞ブリット・アワードでは批評家賞を受賞。さらに、新人アーティストの登竜門の位置づけにある、VEVO DSCVR Ones To Watch、Ticketmaster New for 2020、MTV Push Ones To WatchやAmazon Music Ones To Watchなどの数多くの新人向けのランキングなどへのリスト入りを果たす。シングル「ストップ・ディス・フレイム(Stop This Flame)」は、東京のFMラジオ放送局 J-WAVEによるラジオオンエアチャート「TOKIO HOT 100」の2020年の年間チャートでは第12位を記録し、同年のFUJI ROCK FESTIVAL’20への出演も決定(※新型コロナ・ウィルスのため延期)するなど、日本国内でも大きな注目を集める。

キーン、ミーカ、エリー・ゴールディング、サム・スミスなどを含む大物アーティストがこれまでに手にしてきた英・BBCが選ぶ期待の新人リスト「Sound of」シリーズの2020年度版にて見事に1位に輝き、一気にイギリスに留まらず世界から一目を置かれる歌手へとなる。エルトン・ジョンやエリー・ゴールディングなどの大物アーティストが毎年起用される、イギリスでは誰もが知る大手百貨店ジョン・ルイスのクリスマスCMソング「A Little Love」の書き下ろしおよび歌唱にも抜擢。また、第93回アカデミー賞でのノミネート有力候補と言われるNetflixオリジナル映画『シカゴ7裁判』のエンドソング「Hear My Voice」の歌唱やディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』のイギリス版エンドソング「イッツ・オールライト」にも参加し、音楽界に留まらないシンガーとしての才能が話題を呼ぶ。

満を持して2021年1月(日本盤は同年2月)にリリースしたデビュー・アルバム『ノット・ユア・ミューズ(Not Your Muse)』は、数多くの音楽メディアから非常に高い評価を受ける。

“彼女がスーパースターなのも頷ける” - MAIL ON SUNDAY (UK)
“独特の魅力的なテンポで歩を進める洗練された才能から生まれた上品なデビューだ” - TELEGRAPH (UK)
“Not Your Museは何度も繰り返し魅了し続けるアルバムだ” - INDEPENDENT (UK)
“この後何年にも渡りその地位を保つ素晴らしいポップ・ソウル作品” - MUSIC OMH (UK)
“Not Your Museはポップ、ソウル、そしてブルースが力強いプロダクションにより合わさった、美しくも、辛さをまとう作品” - HUMO (Belgium)
“セレステがビッグスターにふさわしい資質を兼ね備えたことを明示する力強い歌声をまとったデビューだ” - NRC (Belgium)