商品紹介
18世紀初頭のローマにて、オペラが禁止された時代・・・「オラトリオ」の名を借り、オペラは生き残った!
バルトリの輝かしい歌唱で鮮やかに蘇る、ユニークな作品群。
バロック作曲家の代表であるA.スカルラッティ、ヘンデル、カルダーラが活躍した18世紀初頭の10年間、ローマでは、オペラは倫理上問題あり・・・と教皇から禁じられ、オペラに代わる音楽的手段として、カンタータやオラトリオが空前の隆盛をみることとなりました。バルトリは、彼女の生まれ故郷であるローマにおけるこのユニークな一時期の作品に光をあて、ミンコフスキーの指揮のもと、輝かしい歌唱で、世界初録音も数多く含む知られざる数々の作品を生き生きと蘇らせています。
曲目
1
武器を手にかくも熱く燃え、戦士たちよ(平和のアリア)~《聖なる降誕日のためのカンタータ》(スカルラッティ)
2
わたしが甘い忘却のうちに心楽しむあいだ(希望のアリア)~《薔薇の園》(スカルラッティ)
3
平和に敵対する思考は(美のアリア)~《時そして覚醒の勝利》(ヘンデル)
4
悔いて立ち去りお泣きなさい(聖エウジェーニアのアリア)~《純潔の勝利》(カルダーラ)
5
淫らな肉欲は毒を振りまくがよい(フラーヴィオのアリア)~《試練に遭遇した貞節》(カルダーラ)
6
熱き血よ(イズマエーレのアリア)~《エルサレムの王、セデチーア》(スカルラッティ)
7
風に追われて逃げる雲のように(快楽のアリア)~《時そして覚醒の勝利》(ヘンデル)
8
さあ、こうしてそなたの菜園に・・・なんと甘い共感が~《薔薇の園》(スカルラッティ)
9
ここにぞある・・・気高きローマ(慈愛のレチタティーヴォとアリア)~《聖フィリッポ・ネーリ》(スカルラッティ)
10
棘はそっとしておき、薔薇をお取り(快楽のアリア)~《時そして覚醒の勝利》(ヘンデル)
11
ああ!なんという悲嘆が・・・ふたつの感情が(イズマエーレのレチタティーヴォアリ~《エルサレムの王、セデチーア》(スカルラッティ)
12
そう、涙なさい、悲しむ瞳よ(聖フランチェスカのアリア)~《ローマの聖フランチェスカのためのオラトリオ》(カルダーラ)
13
悲しくもなんと盲目のうちに(皇妃ファウスティーナのレチタティーヴォとアリア)~《聖カテリーナの殉教》(カルダーラ)
14
開くことだ、地獄の扉よ(天使のアリア)~《我らが主イエス・キリストのための復活のオラトリオ》(ヘンデル)
15
不吉な夜・・・翼をすぼめ(聖マリア・マッダレーナのレチタティーヴォとアリア)~《我らが主イエス・キリストのための復活のオラトリオ》(ヘンデル)