BIOGRAPHY

CECILIA BARTOLI チェチーリア・バルトリ (メッゾ・ソプラノ)


1966年:6月4日、ローマ生まれ。

1974年:ローマで《トスカ》の羊飼い役で舞台デビュー。

1982年:聖チェチーリア音楽院に入学。

1985年:イタリアのテレビにリッチャレルリやヌッチと共演。 マリア・カラス・メモリアル・コンサートでパリ・オペラ座デビュー。

1988年:ヨーロッパ各地のオペラ・ハウスに登場。 《セビリアの理髪師》のロジーナを録音。

1989年:ロンドン・ウィグモア・ホールでデビュー・リサイタル。

1990年:ニューヨークのモストリー・モーツァルトでアメリカ・デビユー。 ロンドン/デッカと録音契約を結ぶ。

1991年:モストリー・モーツァルト日本公演で初来日。

1992年:ニューヨークのカーネギー・ホールにデビュー。 スカラ座でリサイタル(指揮はチョン・ミョンフン)。
《ロッシーニ:歌曲集》や《ロッシーニのヒロインたち》等の録音が好評、各国のレコード賞を獲得。
《ロッシーニのヒロインたち》がタイム誌の92年度最優秀録音となる。
ミュージカル・アメリカの年間最優秀歌手となる。

1993年:シャイー指揮の《シンデレラ》が1993年度《レコード・アカデミー賞》 「オペラ部門賞」を受賞。
《カロ・ミオ・ベン/イタリア古典歌曲集》がアメリカを始め各国で大ヒットを記録。
モストリー・モーツァルト日本公演で再来日。

1994年:1993年の国際クラシック音楽賞の最優秀女性歌手となる。
アメリカ・ビルボード誌の最優秀クラシック・アーティストに選ばれる。
《カロ・ミオ・ベン/イタリア古典歌曲集》がアメリカ・ビルボード誌のアルバム・オブ・ザ・イヤー(クラ シック部門)に選ばれる。
ザルツブルク音楽祭で《ドン・ジョヴァンニ》のツェルリーナを歌う。

1995年:《セビリアの理髪師》でニューヨーク・メトロポリタンにデビュー。
グラミー賞のベスト・クラシック・ヴォーカル部門を受賞。

1996年:2月 メトロポリタンで《コシ・ファン・トゥッテ》のデスピーナを歌う。

1996年:3月 アンドーラ・シフとの共演でカーネギー・ホールにてリサイタル。

1997年:5月 サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場でリサイタル・デビュー。

1998年:11月 メトロポリタンで《フィガロの結婚》のスザンナを歌う。

2005年:4月 チューリヒ歌劇場で《ジュリオ・チェザーレ》のクレオパトラを歌う。この頃から、ソプラノ役にもレパートリーを広げはじめた。

2006年:3月 待望の3度目の来日公演。

2006年:8月 19世紀の伝説のディーヴァ、マリア・マリブランへのトリビュート・アルバムを録音。

2007年:1月 チューリヒ歌劇場でヘンデルの《セメレ》に出演。タイトル・ロールを歌う。この模様はテレビ収録され、2009年にDVDリリースされた。

2007年:11月 マリア・マリブランへのトリビュート・アルバム『マリア』発売。DVDもリリースされ、アルバムの内容に沿ったコンサート・ツアーも行われた。

2008年:11月 『ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》』CD発売。

2009年:11月 アルバム「神へのささげもの~カストラートのためのアリア集」発売。

2009年:12月 『ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》』が2009年度《レコード・アカデミー賞》 大賞銀賞「オペラ部門」受賞

2010年:4月 『神へのささげもの~カストラートのためのアリア集』DVD発売

2010年:10月 第17回エコー賞クラシック部門最優秀オペラ録音賞受賞

2010年:11月 ベスト・アルバム『ため息~ベスト・オブ・バルトリ』発売

2010年:12月 アルバム『神へのささげもの~カストラートのためのアリア集』が2010年度《レコード・アカデミー賞》 大賞銀賞「オペラ部門」受賞

2011年:2月 第53回グラミー賞「Best Classical Vocal Performance賞」受賞

2012年:5月 カラヤン、ムーティのあとを継いで、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭初の女性芸術監督に就任。

2012年:11月 3年ぶりとなるソロ・アルバム『ミッション』発売。

2013年:7月 5年ぶりとなるオペラ全曲録音『ベッリーニ:歌劇《ノルマ》』CD発売。

2013年:12月 『ベッリーニ:歌劇《ノルマ》』が2013年度《レコード・アカデミー賞》 大賞銀賞「オペラ部門」受賞。ベッリーニのオペラ全曲録音2作連続大賞受賞の快挙達成。

2014年:11月 ソロ・アルバム『サンクトペテルブルク~女帝へ捧げれらたアリア』発売。