ブライアン・アダムスは、昨年大晦日にイギリスの国営放送局BBCが生中継したロンドンのカウントダウン・ライヴ・アーティストに抜擢されました。
ロンドンの象徴の一つであるビッグ・ベンの袂にあるウェストミンスター・ホールで行われたライヴはもちろん完売で、12/31から1/1に日付が変わる直前にはTV視聴人数は1,200万人に達し、2015年BBCの音楽番組で最高視聴率を記録しました（それまでの1位はアデルの特番）。

ライヴは新旧ヒット曲を織り交ぜ、カウントダウンに向けて「ラン・トゥ・ユー」、「想い出のサマー」、ゲスト・シンガーにビヴァリー・ナイトを迎えての「イッツ・オンリー・ラヴ」（オリジナル・ヴァージョンはティナ・ターナーとのデュエット）など往年のヒット曲を畳み掛け、年越しの瞬間にはテムズ川上空に壮観な花火が打ち上げられ、年が明けると最新アルバム『ゲット・アップ』から「ブラン・ニュー・デイ」、「ユー・ビロング・トゥ・ミー」も披露し、最後は「オール・フォー・ラヴ」の美しいアコースティック・ヴァージョンで締めたそうです。