『Rams:Original Soundtrack Album』CDが 限定盤として1月22日に発売(輸入盤のみ)
ブライアン・イーノの『Rams:Original Soundtrack Album』がCD化され、 限定盤として1月22日に発売されることが決定した。
アルバムは元々、レコード・ストア・デイの限定ヴィニール LPとして今年の夏に発売され、高い評価を受け、大きな話題を呼んでいた。ファンからの圧倒的な数の問い合わせを受けて、初回プレスのみの限定CD盤として発売が決まった。CDは初版のみの完全限定生産のために、在庫限りの販売となる。(輸入盤のみの発売)
イーノは、工業デザインの歴史において最も影響力が高いデザイナーであるディーター・ラムスのドキュメンタリーのサウンドトラックを手がけた。この映画は、数多くの象徴的なデザインを生み出してきた男の人生と彼の偉業に迫る異例のドキュメンタリーで、監督のゲイリー・ハスウィットは映画の美学を考慮してブライアンにサウンドトラックを依頼したという。「ブライアンの音楽とディーターのデザイン感覚に共通点があるから」というのが理由だった。
この映画のサウンドトラックの1曲である「デザイン・アズ・リダクション」は、イーノが最近発売したアルバム、『フィルム・ミュージック 1976-2020』にも収録されている。このアルバムは、ブライアン・イーノの映画、テレビなどのサウンドトラックをもれなく収録したもので、有名曲から、隠れた名曲、そして未発表音源をフィーチャーしている。収録作品には、ミケランジェロ・アントニオーニ、マイケル・マン、ピーター・ジャクソン、デレク・ジャーマン、そしてデヴィッド・リンチなどの監督作品も含まれている。この、『フィルム・ミュージック 1976-2020』は2020年11月に全世界で発売されたが、アメリカでは来年1月22日にCDと12インチの2枚組LP の形態で発売される。
今回この2枚のアルバムが1月22日にアメリカで発売されるのと時を同じくして、ロサンゼルスのザ・ミュージック・センターは、その翌月にブライアンとロジャーの兄弟の初のデュオ・アルバム『ミキシング・カラーズ』を基にした屋外インスタレーションを主催する。このインスタレーション、およびサウンド・インスタレーションは、非営利ラジオ局ダブラブとのコラボレーションで、ジェリー・モス・プラザの屋外LEDスクリーンで初公開される予定だ。ロサンゼルスのミュージック・センターは、ロジャーとブライアン・イーノのアルバムにインスパイアされた短編映画を共作するプロジェクトの“A Quiet Scene”の最終選考に残った作品を100本以上上映する予定だ。また、『ミキシング・カラーズ』に、続編の EP『ルミナス』の7曲を追加した『Mixing Colours Expanded』も2枚組CDとして、アメリカで同日に発売を予定している。
<商品情報>
Brian Eno
『Rams: Original Soundtrack Album』
品番:353-4940
輸入盤CD
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1. Bright Clouds of Metal
2. Harmonic Guitar
3. Unusual Temperament
4. A Warm Sweet Bed
5. Beautiful Metals
6. Designer Piano
7. Generative Lounge
8. Design as Reduction
9. Al’Khwarizmi Piano
10. Shimmering Future
11. For A New Design
<『Rams:Original Soundtrack Album』への称賛の声>
“サブリミナルで、趣のある音色、穏やかでメロディックなフレーズ” 『Uncut』
“静的で穏やか。ラムズ本人でも、ここまでうまくデザインできなかったはずだ。正常なイーノの最上級の作品” 『Electronic Sound』
“ブライアン・イーノの曲のおかげで、映画がよりエレガントなものになっている” 『ニューヨーク・タイムズ』紙
“感動的なメロディ” 『Prog』
“素晴らしい。恐ろしい恐怖から、愛らしく優美なつまびきまで” 『The Arts Desk』“楽しい旅路” 『Hi Fi Choice 4/5』
“今年一番のサウンドトラック” 『Mojo』